コートはどのくらいの頻度でクリーニングに出すべき?

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寒い時期に活躍するコートは、洋服のなかでも値段が張るアイテム。毎年買い換えるのも大変なので、長年同じコートを愛用している人も多いのではないだろうか。
「教えて!goo」には「衣替え前に、洋服(冬物)をクリーニングするのは何故??」という質問が投稿され、
「当然、埃がついていたり、臭いや汗を吸っているわけです。そう言った衣類を洗濯しないまま、クローゼットに冬までしまっておく事をどう考えるか、という事です」(Ulu_lunさん)、「外で着ていたのでホコリや小さな虫がついているのです。そのままにしているとほかの服にまで穴が開いてしまいます。実際に私も経験しました」(denji-05さん)、「最近はクリーニング代もバカにならない金額になりますが、せっかくの服を台無しにしてしまうよりはお得、ぜひクリーニングしてから保存なさってください」(janvierさん)などのコメントが寄せられていた。

■クリーニングに出すと素材の風合いが損なわれる場合も

スタイリストの黒田茜さんにお話を伺ったところ、必ずしも衣替え前にクリーニングに出す必要はないという。

「オールシーズンクローゼットに入れている方は、そのままお召し頂ける状態が多いと思います。しかし、ウール系やカシミアのコートの場合は洋服用ブラシでお手入れしてください。収納ケースや普段開け閉めしないクローゼットに収納している方は、防虫剤や除湿剤、消臭芳香剤などの利用でコートににおいがこもっている場合があります。着用前に、風通しのいい場所に1〜2日間ぐらい吊るしておくとにおいが和らぎます」(黒田さん)

それでは、クリーニングに出すべきタイミングはいつなのだろうか?

「通常大人の方で、通勤、通学、タウン着で着る分には、ワンシーズンはそのままクリーニング出さないで過ごせるでしょう。なるべくクリーニングに出さない方が、素材の風合いを保つ事ができます。子育て中で、公園遊びや赤ちゃんのよだれ・鼻水で汚れたなどでしたら、なるべく早くに洗濯またはクリーニングをお勧めします」(黒田さん)

意外にも、長く着るにはクリーニングに出す頻度を抑えた方が良いそうだ。そこで大事なのは、普段からのマメなケア。いくつかポイントを教えていただいた。

「着用後のコートは、プラスチックでなく木のハンガーにかけてください。着用時の湿気を木がとってくれるので、型くずれやカビなどを予防してくれます。また、汗をかいた時は水でぬらしたタオルをかたくしぼったもので、内襟まわり、内脇付近をふいてください」(黒田さん)

さらに、コートの素材によってもお手入れ方法を変えると良いのだとか。

「ウール系、カシミア系のコートはブラッシングで十分埃と汚れは取れます。ダウン系は水洗い出来るものが増えていますので、洗ってしっかり乾かす事でふっくらとボリュームが再現するものもあります。レザーのコートは、クリーニングへ出すとかたくなってしまうことがあるので、なるべく汚さないように。汚れた時はその部分だけまめにお手入れする事がお勧めです」(黒田さん)

特に目立つ汚れが無い場合はワンシーズン使用したからといってクリーニングに出さなくても大丈夫だが、汚れは早ければ早いほど取れる可能性が多いので、自分で対処出来ない場合は即クリーニング店にお願いするのがベストなのだそうだ。
お気に入りのコートを長く愛用できるように、これらの方法を参考にしてはいかがだろうか。

●専門家プロフィール:黒田 茜(くろだ あかね)
ファッションデザイナー出身のパーソナルスタイリスト。「どんな服が似合うか分からない」「お洒落をしたいけど、何から始めたらいいか分からない」などの悩みを解決。ショッピング同行やパーソナルカラー診断など、特に働く女性に好評のサービスが充実。

(酒井理恵)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)