トラウマを抱えたホテルマンを演じた市原隼人 (C)2015 and pictures inc.

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 俳優・市原隼人がトラウマを抱えるホテルマンを演じた映画「ホテルコパン」が、2016年2月13日に公開されることが決定し、予告編が初披露された。さらに共演陣も発表され、近藤芳正、玄理、清水美沙、大沢ひかる、前田公輝、栗原英雄、水田芙美子、李麗仙、大谷幸広、遠山景織子らの出演が明らかになった。

 PVやCM、短編映画で数多くの受賞歴を誇る門馬直人が長編監督デビューを果たし、長野・白馬村の「ホテルコパン」で巻き起こる“グランドホテル方式”の物語を描く。「前橋ビジュアル系」「TAP 完全なる飼育」を手がけた一雫ライオンが脚本を務め、「7s セブンス」などで門馬監督とともに製作にあたった伊藤主税がプロデューサーを担当している。

 生徒の自殺がトラウマとなり、ホテルコパンで働くようになった元中学校教師・海人祐介(市原)。長野オリンピックの時のような活気を取り戻そうとするオーナー・桜木(近藤)、不愛想な従業員・ユキ(玄理)とともに働いていたある日、数組の宿泊客が訪れ、久々にホテルが賑わいをみせる。しかし、客のひとりは自殺した生徒の母親(清水)で、自責の念に駆られる海人は過呼吸に陥ってしまう。

 一方で他の宿泊客たちも、それぞれに問題を抱えていた。結婚を約束したカップルの美紀(大沢)と班目(前田)、多額の負債に苦しむ宗教団体の教祖・段来示(栗原)と資産家令嬢・ひかる(水田)、かつて脚光を浴びた老女優・舟木(李)とマネージャー・澤井(大谷)。そしてオーナーの桜木は、離婚した妻・美智代(遠山)と偶然の再会を果たす。

 予告編では、自殺した生徒の母親と対峙する海人が、突っ伏しながら「どうしたらいいかなんて、とっくにわからないんです」とうめく姿や、ホテルコパンに集うワケあり男女の苦悩と絶望が切々と映し出される。さらに、今作を象徴する「これはおかしくも残酷な、再生の群像劇」というナレーションが挿入され、最後は「この世に“希望”があることを、あなたが証明してください」という力強いメッセージで締めくくられている。

 「ホテルコパン」は、16年2月13日から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほか全国で順次公開。