初登場首位を飾った「レインツリーの国」 (C)2015「レインツリーの国」製作委員会

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 11月21〜22日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。この3連休はお正月興行の前哨戦とも言える新作が公開され、5本ランクインした。首位を獲得したのは、有川浩の人気小説を「Kis-My-Ft2」の玉森裕太の映画初主演で三宅喜重監督が映画化した「レインツリーの国」。全国190スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員9万1726人、興収1億2394万4520円を記録した。初日舞台挨拶生中継付きチケットが完売となるなど、玉森のファンと思われる層を中心に動員し、最終興収10億円前後が見込まれるスタートとなった。ちなみに、三宅監督が同じ有川原作を映画化した「阪急電車 片道15分の奇跡」(11)の最終興収は11.4億円だった。

 2位は人気アニメの完全新作「ガールズ&パンツァー 劇場版」。全国77スクリーンでの公開ながら、オープニング2日間で動員8万4752人、興収1億2843万8980円を稼いだ。TVシリーズ、OVAからのファンを中心に動員。税込3500円のぬいぐるみ付きや、脚本の吉田玲子書き下ろし小説付きの前売券が販売されるなど平均単価が高いのが特徴で、興収は「レインツリーの国」を上回っている。また、来場者には特典があり、キャラクター原案・島田フミカネ描き下ろしのミニイラスト色紙全4種がランダム配布され、公開2週目以降には特典カードが配られることから、特典目当てにリピート鑑賞する者も詰めかけそうだ。

 続く3位もアニメで、「リトルプリンス 星の王子さまと私」が続く。こちらは全国569スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員8万2898人、興収1億0707万0300円の成績。公開規模を考えると期待を下回ったが、ファミリー層を中心に動員し、年末年始にかけて腰の強い興行を展開できるか注目される。

 新作では他に、中田秀夫監督がAKB48の島崎遥香を主演に迎えたホラー「劇場霊」が7位にランクイン。全国266スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員4万4148人、興収5720万6200円をあげた。ジェニファー・ローレンス主演の人気シリーズ完結編「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」は9位スタートとなった。全国252スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員3万8430人、興収5312万0500円の成績。

 なお、ランクインはならなかったが、人気アニメの15周年記念作品「デジモンアドベンチャー tri. 第1章『再会』」が、全国10スクリーンでの公開ながら、高い稼働率で13位につけている。