どんなものがやってきた?2015年注目のガジェットをプレイバック

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2015年も残り1ヶ月。今年もさまざまなガジェットが発売された。そこで、2015年に注目されたガジェットをいくつかご紹介しよう。

まずはスマートフォン部門から見ていこう。

スマートフォン部門

■1:iPhone 6s/6s plus

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毎年のことだが、スマートフォンで一番注目されるのはやはりiPhoneだ。今年はiPhone 6s/6s plusが登場。

デザイン的にはiPhone 6/6 plusを引き継いでいるが、3D Touchや4K動画撮影対応など、スペック的に大幅アップ。本体も頑丈になっており、末永く使える端末になっている。

■2:SIMフリー端末

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iPhoneおよびAndroidスマホ含め、SIMフリー端末が増加した1年。

楽天モバイルではhonor 6 Plusなど、他社では取り扱いのない機種を限定販売している。

2014年の時点では、SIMフリー端末は高価な上、選択肢が少なかったが、2015年は機種が増え俄然身近な存在になった年と言える。

■3:低価格SIM

上記のSIMフリー端末の普及を後押ししているのが、MVNOを利用した低価格SIMの存在だ。

データ通信のみのもの、音声通話付きのもの、プリペイドタイプなどがあり、料金もDMM mobileのデータSIMプランならば月額475円からと、かなり安価になっている。

セカンドマシンとの組み合わせだけではなく、メインのスマホとしても使える音声通話付きプランなどは、各社とも力を入れているようだ。

タブレット部門

■4:iPad Pro

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タブレットPCは各社から発売されているが、市場を牽引しているのはやはりアップルのiPadだろう。

11月12日から発売が開始されたiPad Proは、12.9インチの大画面液晶に、シリーズ初のキーボードカバーSmart Keyboard、そして専用スタイラスペンApple Pencilと、なかなか盛りだくさんな内容となっている。

特にApple Pencilの書き心地は、紙とペンと同じくらいレスポンスがよく、未来の筆記具としての可能性を感じさせるものだ。

■5:Surface Pro 4

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タブレット界でiPadと人気を二分するのが、マイクロソフトのSurfaceシリーズ。

その最新モデルであるSurface Pro 4も11月12日に発売された。OSがWindows 10ということで、普段オフィスや自宅で使っているWindowsとほぼ同じことができるのが最大のポイント。

しばらくはSurfaceとiPadのツートップが、タブレット界を引っ張っていくことだろう。

パソコン部門

■6:スティックPC

2015年にパソコン界でブームとなったのが、スティックPCだ。大きめのUSBメモリのような本体をテレビや液晶ディスプレイのHDMI端子に差すだけで、Windowsマシンとして使えるというもの。

キーボードやマウスなどはBluetoothで接続する。スペック的にはそれほど高くはないが、HDMI端子を持つテレビや液晶ディスプレイがあれば、すぐにWindowsが使えるという手軽さがウケているようだ。

■7:MacBook

アップルのノートPCのMacBookが4月に発売された。MacBook Airよりも薄くて軽い機種だが、液晶ディスプレイは12インチ、キーボードは新開発のものを搭載。

しかし、一番の注目点はUSB Type-C端子を搭載したことだろう。しかも1基のみで、他の端子はなし。充電もUSB Type-C端子で行うため、拡張性に乏しいという点でも話題になった。

ちなみに、MacBook Airも併売されている。

スマートウォッチ部門

■8:Apple Watch

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2015年はスマートウォッチが一般的になった年といえる。一番話題になったのはApple Watchだ。

スマートウォッチとしてだけではなく、腕時計としても完成度が高いだけではなく、大量のベルトを用意することでファッショナブルな面も注目された。

秋にはエルメスバージョンも発売され話題となった。

■9:Pebble

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ディスプレイに電子ペーパーを利用し、バッテリーの持ちがよいスマートウォッチ

買いやすい価格帯ということもあり、スマートウォッチ界ではApple Watchと人気を二分している。Apple Watch発売前から海外では人気が高く、一部のマニアは海外から購入して使っていた。

2015年になってからは、従来の四角いフェイスではない丸型フェイスを採用したPebble Time Roundを発売した。

その他

■10:JINS MEME

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見た目はいたって普通のメガネのウェアラブルガジェット。3点式眼電位センサーにより、視線やまばたきを計測し疲労や眠気などを可視化できる。

これまでのメガネ型ウェアラブルガジェットよりも見た目が普通なのが最大のポイントだろう。

■11:Misfit Flash

source:http://misfit.com/

5,000円を切る低価格な活動量計。バッテリーにボタン電池を採用し、最大6ヶ月電池交換が不要。

歩数、消費カロリー、睡眠などを計測できる。何より安いことと、充電が不要という点がこれまでのウェアラブルガジェットとは一線を画している。最近、Fossilにより買収されたが、今後どのように展開していくのか注目だ。

2015年を思い返すと、アップルの製品を中心にガジェット界が動いているように感じる。

それだけ、アップルは世界から注目度が高いだけでなく、話題性のあるものを市場に投入しているということだろう。

さて、来年はどんなガジェットが飛び出してくるのだろうか?

【参考・画像】

iPhone 6s / iPad Pro / Apple Watch - Apple

※ 楽天モバイル、最新スマートフォン「honor6 Plus」を日本の通信事業者として独占的に取扱開始 - 楽天

※ タブレットとして、ラップトップとして、さらに進化した Surface Pro 4 を発売 - Microsoft

※ Pebble Smartwatch - Pebble

※ 世界初、「自分を見る」アイウエア誕生。 JINS MEME - JINS

※ Misfit Flash - Misfit

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