2014年3月、「すき家」の店舗が、続々と「パワーアップ工事」なる休業に入って話題を呼んだ。

ネット上の情報をまとめると、東京23区内で「工事」に入ったのは28店舗(同月下旬時点)。あれから1年半が経過したが、どうなったのだろう。休業店舗のいまを調べてみた。


まずは、リストにあった店名を「すき家」公式サイトで検索してみる。すると28店舗中、21店舗が同名で営業再開しているとわかった。しかし7店舗(渋谷道玄坂二丁目店、高井戸店、成城店、麹町店、中野西店、上野広小路店、都立大駅前店)は、見あたらない。これらの店舗は「体力の限界」に達したということか。

「トレーニングセンター」になった店舗も

Jタウンネット編集部の最寄店舗だった、麹町店(千代田区)は、残念ながらパワーアップしないまま閉店してしまった。赤と黄色の目立つ看板は、白いシールにすっぽり覆われ、うっすら浮かぶロゴの凹凸だけが、痕跡を残している。


ドアには1枚の張り紙。まもなくビルは解体予定なのだという。パワーアップ工事から復帰しなかったのは、そういう事情もあったのだろうか。

パワーアップ工事中の麹町店(Nori Norisaさん撮影、Flickrより)

上野広小路店(台東区)は、レンガの外見そのままに、現在は「すき家 上野トレーニングセンター」として活用されている。トレーニングセンターとは、バイト研修が行われる施設のことだ。



すき家公式サイトによると、

「研修ルームには実際のお店にあるようなカウンター席やテーブル席、レジがあるので、店舗さながらの実践的な練習が行えます」

という。確かに元店舗だったら、実践的な練習ができそうだ。

パワーアップした店舗へ行ってみた

パワーアップ工事から復活した、西新宿店にも行ってみた。期間限定の「新 牛すき鍋定食」を注文したが、「2時からなんです」との返答。時刻は13時45分。ほんのちょっとだけ早かったようだ。



この店舗では14時〜翌朝5時(土日祝日は終日)に鍋メニューを提供している。牛丼をササっと食べ、店を後にした。

「牛すき鍋定食」登場しをきっかけに発生したというパワーアップ工事。あれから2度目の冬が来て、今年も鍋メニューが登場した。あなたの街の「すき家」は、パワーアップしているだろうか。


リストにあった東陽町店(江戸川区)も復活していた