現役最強牝馬を決するエリザベス女王杯(11月15日/京都・芝2200m)。今年は「女王」最有力候補のショウナンパンドラ(牝4歳)とミッキークイーン(牝3歳)がジャパンカップに回って、激戦の様相を呈している。流れ、展開次第では、頂点を狙えそうな馬が五指に余るほどいて、その予想は難解を極める。とすれば、今やスポルティーバでは恒例となった「オンナの戦いは女に聞け!」の格言(?)に従ったほうが得策だ。そこで、今回も芸能界を代表する"競馬通"の美人予想家たちを直撃。それぞれが渾身の予想で導き出した、とっておきの「推奨馬」を教えてもらった――。

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「パワー型」血統のヌーヴォレコルトが本命!
椎名友希(シンガーソングライター)

◎ヌーヴォレコルト
○シュンドルボン
▲ノボリディアーナ
△タガノエトワール
△パワースポット
△マリアライト
△メイショウマンボ
△ラキシス

 エリザベス女王杯の舞台である京都の芝2200mというのは、得手不得手がはっきりと分かれるコースだと思います。なので、近走の成績がよくなくても、かつて同レースで好走した馬は見限らないことが大事ですね。

 それともう一点、このレースで非常に好走している血統が、キングマンボです。過去5年、必ず馬券圏内(3着以内)に絡んでいるんです。よって、キングマンボの血を持っているか、もしくはアメリカのパワー型の血統(ブライアンズタイムなどのロベルト系)が入っている馬を狙っていきたい。

 というわけで、本命はヌーヴォレコルト(牝4歳)です。この馬は牝系のほうにアメリカのゴリゴリのパワー血統が入っていて、母父のスピニングワールドは長距離を走る産駒を多く輩出しています。そうした要素から、ヌーヴォレコルトにはタフなイメージがありますし、好位でうまく折り合ってレースができるところは、京都コースに向いていると思います。また、昨年のレースで2着と好走しているのもプラス材料です。

 対抗は、キングマンボの血を持つシュンドルボン(牝4歳)。もともと光るものを持っていましたが、以前は体質が弱いというか、自分の力を出し切れない馬でした。それが、ここに来て馬体が完成して、ようやく力を出せるようになりました。目下、条件戦を3連勝中で、ここは絶好の狙い目です。

 ノボリディアーナ(牝5歳)が▲。ゲート難という課題がありますが、それがクリアできれば走る馬です。もともとは逃げ切って勝つ馬だったんですが、前走の府中牝馬S(10月17日/東京・芝1800m)では、初めて後方からの競馬をして快勝。ああいう脚の溜め方ができるなら、2200mの距離も持つんじゃないかなと思います。2010年のエリザベス女王杯で、同じフレンチデピュティ産駒のメイショウベルーガが2着と連対していますしね。

 △は、キングマンボの血が入っている馬を中心に印をつけました。その他では、父ディープインパクト×母父ストームキャットという、相性のいい血統のラキシス(牝5歳)も押さえたいですね。

【推奨馬券】ヌーヴォレコルトを頭に、印をつけた馬へ馬単(7点)で勝負!

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抜群のコース適性を誇るラキシスの連覇に期待!
内野未来(グラビアアイドル)

◎ラキシス
○マリアライト
▲シュンドルボン
△クイーンズリング
△スマートレイアー
△ヌーヴォレコルト
△フーラブライド

 競馬を始めて1年ちょっとですが、この秋はスプリンターズS(10月4日/中山・芝1200m)で初の万馬券(3連複=2万3020円)を獲りました! この調子で、今回もがんばって予想してみたいと思います。

 本命はラキシスです。京都の芝2200mは4戦して2勝、2着1回、4着1回と、抜群のコース適性を誇っています。また、当日の天気予報は雨が降る確率が高く、不良馬場の大阪杯(4月5日/阪神・芝2000m)を快勝しているラキシスは、悪い馬場を苦にしないのも魅力です。

 近走は牡馬相手に勝ち切れていませんが、牝馬同士の戦いなら負けられません。メジロドーベル、アドマイヤグルーヴ、スノーフェアリーに続く、4頭目のエリザベス女王杯連覇を目指して、ぜひがんばってほしいですね。

 対抗はマリアライト(牝4歳)。重賞初挑戦だった春のマーメイドS(6月14日/阪神・芝2000m)で2着と好走し、秋初戦のオールカマー(9月27日/中山・芝2200m)は5着と健闘。叩き2戦目の今回は、大きな上積みが見込めます。鞍上はベテランの蛯名正義騎手。侮れない一頭だと思います。

 ▲は、夏の上がり馬シュンドルボン。センスのいい馬で、切れる脚も持っています。何より、現在3連勝中と波に乗っていますし、ここでもいい勝負をしてくれると信じています。

 特注馬はフーラブライド(牝6歳)。昨年のエリザベス女王杯で4着と善戦し、年明けの日経新春杯(1月18日/京都・芝・2400m)では2着に入るなど、京都の外回りコースがとても得意な馬です。しかも、今回のプレゼンターは、結婚されたばかりの(女優の)釈由美子さん。サイン馬券的にも、フーラ"ブライド"は面白いんじゃないかなって思います(笑)。

【推奨馬券】3連複のフォーメーションで、1頭目にラキシス、マリアライトの2頭、2頭目にシュンドルボン、ヌーヴォレコルトを加えた4頭、そして3頭目にクイーンズリング、スマートレイアー、フーラブライドを加えた7頭の19点買いで!

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タッチングスピーチが外回りコースで本領発揮!
白河優菜(グラビアアイドル)

◎タッチングスピーチ
○ラキシス
▲クイーンズリング
△スマートレイアー
△ヌーヴォレコルト
△フェリーチェレガロ
△ルージュバック

 エリザベス女王杯は、古馬牝馬と3歳牝馬が初めてGIで戦うという、とても見どころの多いレースだと思います。私の本命は、3歳馬のタッチングスピーチ(牝3歳)です。

 前々走のローズS(9月20日/阪神・芝1800m)では、オークス馬で、のちの秋華賞馬でもある世代最強のミッキークイーン(牝3歳)を力でねじ伏せて完勝。本当に強い競馬でした。前走の秋華賞(10月18日/京都・芝2000m)は6着と振るいませんでしたが、直線の長い京都の外回りコースに替われば、本来の力を発揮できるはず。ローズSで見せてくれた、あの切れる脚に期待します。

 対抗は、古馬のラキシス。京都の芝2200mを得意としていて、2分12秒3の持ち時計もヌーヴォレコルトと並んでメンバー最速です。名手R・ムーア騎手の手綱さばきにも注目しています。

 クイーンズリング(牝3歳)が▲。前走の秋華賞は2着でしたが、ミッキークイーンのクビ差2着ですから、力はかなりあると思います。また、昨年のヌーヴォレコルトや、2012年のヴィルシーナなど、秋華賞2着馬がその年のエリザベス女王杯でよく連対しているのも見逃せません。

 △のルージュバック(牝3歳)は、オークスではミッキークイーンの2着に入ったように能力はトップクラス。休養からのぶっつけ本番となりますが、潜在能力の高さに賭けてみたい。

 穴ではフェリーチェレガロ(牝5歳)を。秋初戦の古都S(10月24日/京都・芝2200m)は好位からの競馬で快勝。京都の芝2200mで牡馬を相手に勝ったのがポイントです。まだ底を見せていないし、ひょっとしたら大仕事をやってのけるかも!?

【推奨馬券】タッチングスピーチを1頭軸に、印をつけた馬に流す3連複(15点)で勝負!

浜野きよぞう●構成 text by Hamano Kiyozo