シリーズ最新作への期待を語った栗山千明

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 ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じ、イギリスで歴代最高となる6380万ドルのオープニング興行収入を記録したシリーズ第24作「007 スペクター」のトークショー付き試写会が11月11日、都内で行われ、女優の栗山千明と雑誌「SWITCH」の元編集長・内田正樹氏がトークを繰り広げた。

 前作「007 スカイフォール」(2012)で描かれた事件で、ボンドが少年時代を過ごした屋敷が消失。焼け跡から出てきた写真の謎を追うボンドは、メキシコ、イタリア、オーストリア、モロッコと旅を続けるなかで秘密組織「スペクター」の存在を知り、自身の秘められた過去に迫っていく。

 一般の観客に向けた試写会は今回が初めてで、ブルーのドレスで登場した栗山は「最初に見たボンド作品は『007 ロシアより愛をこめて』(63)。母の解説が入りながら見ました」と振り返る。クレイグ版のボンドについては「出で立ちからして格好いい。私は(初代ボンドを演じた)ショーン・コネリーのイメージが強かったのですが、クレイグは全く違うボンド像を作りましたね」とファン目線で語った。

 「ボンドはクールに任務をこなし、傷ついた女性に優しい紳士」と魅力を語る栗山は、“ボンドガール”にも言及。「お気に入りのボンドガールは、『007 カジノ・ロワイヤル』(06)のエバ・グリーン。女を出さないのが、女性が見ても共感できます」と独自の見解を述べた。今作でレア・セドゥーと共にボンドガールを演じたモニカ・ベルッチが、撮影時に50歳とシリーズ史上最高齢だったと聞き「ここまでお美しい方はなかなかいらっしゃらない」と感服。「ボンドガールとしてオファーが来たら?」と内田氏に話を向けられると「想像がつかない。英語が苦手だけど、オファーが来たら頑張りたい」と話すにとどめた。

 シリーズ過去作にも登場する「スペクター」の名前の由来など、豆知識を披露した内田氏は「本作は、クレイグが演じるボンド作品の集大成的なことになっています」と観客の期待をあおりながら、「前作と本作では、監督は同じサム・メンデスですが撮影監督が違います。こんなに画が違うんだ、というのを見てほしい」と映画通ならではの目線で映画の見どころを語った。

 「007 スペクター」は、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベン・ウィショーが続投するほか、スペクターのボス・オーベルハウザーをクリストフ・ワルツが演じる。11月27日から29日の3日間で先行上映され、12月4日から全国公開。