髪の毛のタイプによってケアが変わる!撥水毛と吸水毛

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自分の髪質を知ることで、ヘアケアの効果があがりますよ

「毎日のスタイリングが大変!」だと、苦労していませんか?きちんとヘアケアをしているのに、髪の毛がまとまらないという人は、自分の髪質を一度、見つめ直してみるのも良いかも知れませんよ。
じつは髪の毛は、撥水毛と吸水毛の2つに分けられるのです。髪質の違う2つのタイプは、ケアの方法も変わってきます。それぞれ、どんなタイプが当てはまるのかを見ていきましょう。

撥水毛と吸水毛とは

撥水毛は、水分をはじく性質をもった髪の毛です。そのために、トリートメントなどの外部からの栄養成分が、髪の毛の内部に届きにくい髪質だと言えます。また、普段から水分量が少ないため、乾燥が続くと髪の毛が広がりやすく、スタイリングがしにくくなることが、撥水毛の特徴です。

反対に吸水毛は、水分を吸収しやすい髪の毛です。湿気に弱く、雨天などで湿度の多い日は、髪の毛が広がりやすく、うねりが出やすい髪質です。このことからも、撥水毛はクセ毛の人に多い髪質と言えます。また、パーマやカラーなどのダメージでキューティクルが傷むと、撥水毛は進行してしまいます。

撥水毛と吸水毛のそれぞれのヘアケア方法

正反対の特徴をもつ、撥水毛と吸水毛のそれぞれのヘアケア方法を紹介します。

撥水毛のヘアケア方法

撥水毛は、健康な髪の毛であることが多く、整ったキューティクルで髪の毛の表面が覆われています。元々適度な油分をもっているので、スタイリング剤のつけ過ぎには注意をしましょう。多過ぎるスタイリング剤は、ベタつきやイヤな臭いの原因になります。

また、シャンプーは、シリコンなどのコーティング剤が入っていないものがオススメです。コーティング剤が入っていると、ますます髪の毛に水分が行き届かなくなってしまいます。

吸水毛のケアケア方法

水分量が多い吸水毛の場合は、シャンプーのあとのドライヤーでのケアが、大切になってきます。ドライヤーの熱で、しっかりと根元から乾かしましょう。

このときに、天然オイルや洗い流さないトリートメントを髪の毛に塗ってから、ドライヤーを当てると効果的です。髪の毛の表面が、洗い流さないトリートメントによって保護されるので、湿気を吸水しにくくしてくれますよ。

撥水毛と吸水毛では、全くヘアケアの方法が違います。自分の髪質を見極めて、正しいケアをしてくださいね。朝のスタイリングも、楽になりますよ。