(写真)「とことん共産党」に出演する(左から)小池晃、香山リカ、朝岡晶子の各氏

写真拡大


 インターネット番組「とことん共産党」が29日に放送され、精神科医の香山リカ立教大学教授をゲストに迎え、「香山リカのアベ政治徹底分析」と題して、同い年の医師でもある日本共産党の小池晃副委員長と対談しました。司会は朝岡晶子さん。

 戦争法案廃案のたたかいで連日、国会前などに駆けつけた香山さん。「この夏、何かが変わった。声をあげれば何かを変えることができると実感している」と話しました。デモに自主的に医師や看護師が救護のため待機していたことを紹介し、「こういう人たちに支えられていると思った。一人じゃないとリアルに感じることって大事なことだと思いました」と語りました。

 さらに、共産党の「国民連合政府」の提案については、「私の感想はすごいスピード感。(外国)特派員協会で志位さんが『本気で』という言葉を何度も言っていてパッション(情熱)を感じました」と話しました。

 「でも共産党が裏切ることはないのですか。信用していいのかしら」と質問する香山さんに、小池さんは「共産党の歴史を見てください。国民を裏切ったことがない。だから、『共産党』の名前も変えずに、ずっとやってこられた」と答えると、香山さんは「なるほど」とうなずきました。そして「今後は緊急行動じゃない継続的な行動になる。常に何を止めたいのかを私たちは考えないといけない」と語りました。

 後半は、医師で政治家のデービッド・オーエン氏が提唱する、もともと平凡な人が権力をとった時に陥るという「傲慢(ごうまん)症候群」について対談。香山さんは「自分の判断には大きすぎる自信があるが、他の人を見下す」「私がやろうとしていることは道義的に正しいので、検討する必要はないと考える」などの特徴を挙げました。

 香山さんは「オーエンは、そういう組織は必ず破綻するといっている」と指摘。小池さんが「安倍政権の破綻はいいけど、日本が破綻してはたいへんだ」と述べると、香山さんは「政治権力者である場合は被害が甚大です。最高権力者になってしまったら、代わってもらう必要があります」と答えました。

 香山さんは「(視聴者は)今日はすっきりしたと思います。疑問があれば率直に聞くしかない。また来ます」と笑顔で締めくくりました。