シャープが防水やおサイフなど全部乗せSIMフリースマホ発表! 富士通、ソニーも続く日本メーカーの逆襲
海外メーカーがひしめくSIMフリースマホ市場に、日本メーカーの逆襲が始まろうとしている。
シャープは10月20日、おサイフケータイや防水に対応した新モデル「AQUOS SH-M02」を発表した。
●日本のSIMフリー市場はアジア勢に席巻されている
残念ながら、現在の日本におけるSIMフリースマホ市場は、アジアのメーカーが主流となっている。
・ASUS(エイスース):台湾
・LG電子:韓国
・Huawei(ファーウェイ):中国
この3メーカーだけで、SIMフリー市場シェアのおおよそ7割を占めている状態だ。
さらに最近も、大手スマホメーカーのHTCが、SIMフリー市場に参入するなど、さらにアジアが勢いを増しそうな様相になっていた。
一方、日本メーカーだって、SIMフリースマホは発売、参入してきた。
しかし、現在まで、アジアメーカー優勢という状態を崩せないできた。
それには、理由があった
・性能に対して価格が高い
・キャリアスマホの型落ち機種が多い
・性能は高いが、価格も高い
しかし、今秋の国内メーカーのSIMフリースマホは、これまでとは明らかに違う。
●シャープ渾身のSIMフリースマホは、まさに全部入り
今回シャープが発表した「AQUOS SH-M02」は、国内スマホメーカーの面目躍如と言える、まさに日本で使う日本人のための「全部入り」スマホなのだ。
日本向けの機能としては、
・キャップレス防水(IPX5/7)
・おサイフケータイ
・赤外線通信
・VoLTE通話
・スタミナバッテリー
・ストラップホール
というものだ。
特に、防水機能、おサイフケータイ、ストラップホール対応は、日本メーカーならではといっても過言ではないだろう。
さらに、1310万画素の高画素カメラを搭載しているほか、ディスプレイは5インチHD解像度と、片手での使えるジャストサイズでもある。
今までの海外製SIMフリースマホにはごく一部を除き「防水」に対応していないほか、「おサイフケータイ」も搭載されていない。
こうした国内で使うには不便な点を理由に、SIMフリースマホの導入を見送ってきたユーザーも、これなら魅力的なモデルとして納得してもらえるだろう。ちなみに価格も、3万円台後半と、かなり割安だ。
●富士通も続く! 日本仕様で攻勢に打ってでた、日本メーカーの本気度
日本向けSIMフリースマホを投入しているのはなにもシャープだけではない。
富士通も、11月上旬に「arrows M02」を発売する予定となっており、
・防水防塵
・おサイフケータイ
・VoLTE通話
・スタミナバッテリー
・ストラップホール
に対応している
さらに、ソニーは今年のはじめに「Xperia J1 Compact」というモデルを投入している。
こちらは
・防水防塵
・おサイフケータイ
・ストラップホール
に対応だ。
そのどちらも、
・防水
・おサイフケータイ
・ストラップホール
など、日本のユーザーが欲しかった機能や仕様に対応しているのだ。
国内メーカーが得意とする、日本で便利な機能やノウハウを十二分に理解しているメーカーだからこそできるスマホなのだ。
今までは「快適に動く」や「価格が安い」「カメラがキレイ」だけが、SIMフリースマホの特徴やセールスポイントになってきた。
しかし、今後のSIMフリースマホは「日本向け機能」が選ぶ条件になっていくだろう。
今後、本気を出し始めた日本メーカーのSIMフリースマホから目が離せない。
布施 繁樹
シャープは10月20日、おサイフケータイや防水に対応した新モデル「AQUOS SH-M02」を発表した。
●日本のSIMフリー市場はアジア勢に席巻されている
残念ながら、現在の日本におけるSIMフリースマホ市場は、アジアのメーカーが主流となっている。
・ASUS(エイスース):台湾
・LG電子:韓国
・Huawei(ファーウェイ):中国
この3メーカーだけで、SIMフリー市場シェアのおおよそ7割を占めている状態だ。
さらに最近も、大手スマホメーカーのHTCが、SIMフリー市場に参入するなど、さらにアジアが勢いを増しそうな様相になっていた。
一方、日本メーカーだって、SIMフリースマホは発売、参入してきた。
しかし、現在まで、アジアメーカー優勢という状態を崩せないできた。
それには、理由があった
・性能に対して価格が高い
・キャリアスマホの型落ち機種が多い
・性能は高いが、価格も高い
しかし、今秋の国内メーカーのSIMフリースマホは、これまでとは明らかに違う。
●シャープ渾身のSIMフリースマホは、まさに全部入り
今回シャープが発表した「AQUOS SH-M02」は、国内スマホメーカーの面目躍如と言える、まさに日本で使う日本人のための「全部入り」スマホなのだ。
日本向けの機能としては、
・キャップレス防水(IPX5/7)
・おサイフケータイ
・赤外線通信
・VoLTE通話
・スタミナバッテリー
・ストラップホール
というものだ。
特に、防水機能、おサイフケータイ、ストラップホール対応は、日本メーカーならではといっても過言ではないだろう。
さらに、1310万画素の高画素カメラを搭載しているほか、ディスプレイは5インチHD解像度と、片手での使えるジャストサイズでもある。
今までの海外製SIMフリースマホにはごく一部を除き「防水」に対応していないほか、「おサイフケータイ」も搭載されていない。
こうした国内で使うには不便な点を理由に、SIMフリースマホの導入を見送ってきたユーザーも、これなら魅力的なモデルとして納得してもらえるだろう。ちなみに価格も、3万円台後半と、かなり割安だ。
●富士通も続く! 日本仕様で攻勢に打ってでた、日本メーカーの本気度
日本向けSIMフリースマホを投入しているのはなにもシャープだけではない。
富士通も、11月上旬に「arrows M02」を発売する予定となっており、
・防水防塵
・おサイフケータイ
・VoLTE通話
・スタミナバッテリー
・ストラップホール
に対応している
さらに、ソニーは今年のはじめに「Xperia J1 Compact」というモデルを投入している。
こちらは
・防水防塵
・おサイフケータイ
・ストラップホール
に対応だ。
そのどちらも、
・防水
・おサイフケータイ
・ストラップホール
など、日本のユーザーが欲しかった機能や仕様に対応しているのだ。
国内メーカーが得意とする、日本で便利な機能やノウハウを十二分に理解しているメーカーだからこそできるスマホなのだ。
今までは「快適に動く」や「価格が安い」「カメラがキレイ」だけが、SIMフリースマホの特徴やセールスポイントになってきた。
しかし、今後のSIMフリースマホは「日本向け機能」が選ぶ条件になっていくだろう。
今後、本気を出し始めた日本メーカーのSIMフリースマホから目が離せない。
布施 繁樹