ペレはFIFA会長にジーコを推す「とても良い人間だ」

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▽サッカー史上最高の選手の一人である元ブラジル代表のペレ氏が、国際サッカー連盟(FIFA)の会長に元日本代表監督のジーコ氏を推している。イギリス『FourFourTwo』が伝えている。

▽ブラジル代表として71試合に出場し48ゴールを記録し、現役時代にはワールドカップに3度出場、Jリーグの鹿島でプレーしたこともあるジーコ氏。FIFA会長選に立候補するには5つのサッカー協会からの推薦が必要となるが、立候補締め切りの10月が近づく中、十分な支持を得られず、来年2月のFIFA次期会長選への出馬断念を考慮していると報じられていた。

▽現在、インドを訪れているペレ氏は現地で行われた会見でFIFA会長選に言及。「ジーコはFIFA会長の有力候補だ」と語り、同胞のジーコ氏をFIFA会長に推すコメントを残した。

「彼は日本に居る間、とてもよくやっていた。彼は重要なインタビューをいくつか行っていたね。私は本当に彼のことを良く知っているし、とても良い人間だ。彼は有力な候補だろう」

▽また、かつてフランスのスター選手でもあった欧州サッカー連盟のミシェル・プラティニ会長にも言及。過去にFIFAを管理することの難しさを語っていたと明かした。

「『FIFAを管理することは本当に難しい』と彼は言っていた。私はプラティニに、君は最高の選手の1人だったよと言ったよ。すると彼は言った。『このような高いステージを管理することは難しい』とね。私は、そのようなポジションになりたいとは言えない。私は良い人で居たいんだ」