歴史を揺るがすチェス頂上決戦の真実を描く (C)2014 Lions Gate Entertainment Inc.
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 米俳優トビー・マグワイアが実在の天才チェスプレイヤーを演じた映画「PAWN SACRIFICE」の邦題が「完全なるチェックメイト」に決定し、12月25日から全国で順次公開されることが発表された。

 米ソによる東西冷戦時代、15歳でチェスの最高タイトル“グランドマスター”を最年少で獲得した天才プレイヤーのボビー・フィッシャーが、チェス最強国ロシア(当時はソ連)の絶対王者ボリス・スパスキーに挑んだ世紀の対局を描く。IQ187を誇り、類まれな才能を持ちながらも、自分の主張が通らないと大事なゲームすら放棄するなど奇行を繰り返した天才を演じたマグワイアは、製作も務めた。

 1972年、アイスランド・レイキャビクで開催されたチェスの世界王者決定戦は、米ソの威信をかけた“知”の代理戦争として世界中の注目を集める。24局マッチの初局、フィッシャーはスパスキーに完敗。絶対的に不利とみられたフィッシャーだが、極限状態の中で常軌を逸した戦略を打ち立てる。

 二大国家の大統領がフィクサーとして影で動いたといわれる、歴史を揺るがしたチェス頂上決戦の真実を、「ラスト サムライ」「ブラッド・ダイヤモンド」で知られるエドワード・ズウィック監督が重厚かつスリリングに描き出す。「スパイダーマン」3部作でスターとなったマグワイアのほか、「エスター」「17歳の肖像」のピーター・サースガード、「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」のリーブ・シュレイバーらが共演する。

 「完全なるチェックメイト」は12月25日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で順次公開。