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ネットショップ開設サービスを運営する「BASE(ベイス)」は7日、クリエイターが同ショップ専用のデザインテンプレートを販売できるマーケットプレイス「BASE デザインマーケット」をオープンした。デザインテンプレートを販売したクリエイターには、販売額の70%が支払われる。

同サービスは、ネットショップを無料で簡単に開設できるサービスである「BASE」で開設された約20万のネットショップの運営者向けに、クリエイターが制作したデザインテンプレート(テーマ)を販売できるシステム。

BASEではこれまで、シンプルな11種類の無料テンプレートを提供してきたが、ショップコンセプトの表現に限度があるという課題を解決すべく、ネットショップ運営者とデザインテンプレート制作者の双方にメリットのある仕組みとして、「BASE デザインマーケット」が誕生した。これにより、HTML等を知らないネットショップ運営者は、第三者がデザインしたデザインテンプレートを購入することで、ショップコンセプトの表現の幅を広げることが可能となる。

また、デザインテンプレートの販売を希望するクリエイターは、申し込みページにて申請すると、デザイン制作で使用する「HTML編集App」が案内される。その後、制作したデザインを申請すると、3営業日ほどで審査のフィードバックが届き、最終的な審査をクリアすると「BASE デザインマーケット」にて販売が可能となる。

なお、テンプレートの販売価格帯は500円〜10万円で、制作したクリエイターには、テンプレート販売額から手数料(30%)を除いた額(70%)が支払われるということだ。

(早川厚志)