神社やお寺に行って数百円で引けるおみくじは、日本で一番身近な占いかもしれません。

今回は神社神職資格を持つ占い師が、目からうろこのおみくじ活用法を3つお教えします。

 

?仕事運は右手、恋愛の悩みは左手で引く

皆さんは箱の中から選ぶタイプのおみくじを引く場合、右手と左手どちらを使いますか。気にされていない方も多いと思いますが、実は数千年の歴史がある手相術の世界で、右手は肉体や社会との関わり、左手は精神やプライベートを現すとされます。

ですので、主に仕事や人間関係について知りたい場合は右手で、恋愛や趣味、家庭のことなどを知りたい場合は左手で引くと、ぴったりの答えが出てくるかもしれません。

またこれといって悩みがない場合や全体運が知りたい方は、利き手でない方の手で引くと良いでしょう。利き手ではない手は人間の潜在意識が出るといわれ、神様や仏様の意思を反映しやすい手だからです。

 

?数字に注目

大抵のおみくじには1〜100までの番号がふられています。この数字は実はとても重要なことを教えてくれています。

たとえば、18番で大吉だった場合、その月の18日に良いことが起こるかも知れませんし、18歳の人が幸運を運んできてくれるかもしれません。

逆に悪い凶などが出た場合は、その番号の数字に関係する月日や時間などは、注意したほうが良いでしょう。

また良くも悪くもない、小吉や半吉などが出た場合でも、引いてから数日間はその数字に関わることに注目しておいた方が良いでしょう。番号があなたに何かを教えてくれる可能性があるからです。

 

?動物は幸運の証

おみくじの吉凶に関係なく馬、鳥、魚など動物をあらわす漢字がどこかしらに書かれていたらラッキーの証です。動物は神仏の使いですから、縁起がとても良いのです。動物の名前を見つけたら、神様や仏様に自分の願いが届けられた証拠と考えて良いかもしれません。ただし、現段階で願いが叶うかはまだわかりません。神様や仏様が見守ってくださっていると思って努力しましょう。

また、鳳凰、龍(竜)など架空の動物は特に格が高いので、最大吉とみてよいでしょう。例え凶でも、架空の動物の名前があれば、一発逆転で吉が訪れる可能性が期待できます。

 

 

実はおみくじの中には開運につながるヒントがたくさん隠されているのです。

吉凶に惑わされず、じっくり読むことをおすすめします。

 

 

神職資格を持つ占い師 夕維(ゆい)

神職として神社に奉仕するかたわら、方位術、姓名判断、手相など東洋系の占術を主に独学で勉強する。現在は独立し、東京と地元長野県で活動中。ブログ→http://ameblo.jp/yuiyoshimura/