iPhone 6sや6s Plusで音声登録したSiriでも個人情報ダダ漏れになる! Sriからの情報漏れを防ぐテク

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9月25日より販売開始されたiPhone 6sやiPhone 6s Plusは売れ行きも好調だ。早くも売り切れになっている店舗も続出しているようだ。

しかし、iPhone 6sや6s Plusには、かんたんに個人情報が抜かれてしまう可能性があることをご存知だろうか。

●手軽になった「Hey Siri」で個人情報ダダ漏れの危険も
iPhone 6sとiPhone 6s Plusは、Siriの起動がかんたんになった。
いままでも、「Hey Siri(ヘイ シリ)」と呼びかけることで、Siriを起動することができたが、実は電源ケーブル接続中だけの限定された機能だった。
つまり、これまでであれば、電源ケーブルに接続していないときには、いくら呼びかけてもSiriは起動しない。

しかし、iPhone 6sやiPhone 6s Plusでは、電源ケーブルに接続していない状態であっても、「Hey Siri」と声を掛ければ、Siriを起動できるのだ。
音声だけで起動できるのは大変便利で、話しかけるだけで明日の天気や予定の確認、アラームの設定、メモの記録もできるのは、iPhoneらしい人にやさしい機能といえるだろう。

しかし、このiPhoneらしい親切さがリスクを引き寄せている。
試しに「ヘイ シリ 私の連絡先」と話しかけてみよう。
連絡先に自分の情報が入っている場合、なんと、iPhoneに触れること無く全て表示されてしまうのだ。

これでは、かんたんに自分の個人情報を盗み見ることができてしまう。

●音声登録は不完全!?
iOS 9ではSiriに自分の声を登録できるようになった。
つまり、他人が「Hey Siri」と声をかけてもSiriは起動しないはずなのだ。
しかし、自分の声以外でSiriは動かないと思い込むのは早計だ。

実は、ホームキーを長押ししてSiriを起動した場合は、そうは都合よくはいかないのだ。
試しに、
筆者の声を登録したiPhone 6 Plusで、Siriをボタンで起動し、他人に「私の誕生日は?」と言ってもらったところ、見事に筆者の個人情報が表示されてしまったのだ。

つまり、登録した音声に従うのは起動までで、起動してからは誰の声であっても動作するというわけだ。
これでは、ちょっと困る。

そこで個人情報が漏れてしまう危機を防ぐ、2つの方法を知っておこう。

●そもそも「Siri」をオフにしてしまう
もっとも確実なのは、Siriをオフにしてしまうことだ。

「設定」→「一般」→「Siri」
に移動し、「Siri」をオフにしてしまうと、声かけどころかホームキー長押しでもSiriは起動しなくなる。
しかし、それではSiriの便利さを体験できないのでは? と心配している人、安心してほしい。
「”Hey Siri”を許可」のみオフにすれば、音声でのSiri起動だけをオフにして、Siriは利用できるのだ。

ホームキーを長押しすることで、Siriは起動できるため、便利に使うことは可能だ。

●自分の情報にダミーデータをいれておく
Siriに表示されるのは、設定した連絡先の情報だ。

つまり、表示されてしまう連絡先をダミーデータにしてしまうことで、個人情報が漏れるのを防ぐこともできる。

「設定」→「一般」→「Siri」→「自分の情報」
で、適当に作成した架空の連絡先を設定することで、安易に表示されても、本当の個人情報を見られることが防げる。

自分の声を音声登録したからと、安心しすぎるのは大変危険なので、注意しよう。
布施 繁樹