写真は所属事務所HPより

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 今年頭の連続ドラマ『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系)でKAT-TUNの亀梨和也(29)との大胆な濡れ場を何度となく見せつけ、女優として再ブレイクしている深田恭子(32)。30代になってからは男性だけではなく、「オトナ可愛さが出てきた」と女性からも人気を得はじめている。

 出演者キラーといわれる深田は、2月には亀梨和也との夜の密会を写真週刊誌に撮られるなど、公私ともに順調な様子。だが足元を見ると、撮影現場での評判はすこぶるよろしくない。グラビア撮影に参加した関係者は話す。

「スタジオに入ってくる時、『おはようございます』と聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で言った顔に笑顔はありませんでした。能面のように無表情のまま淡々と準備をし、カメラの前に。いざシャッターが切られて初めて、ニコッと笑顔が出る。シャッター音が止まるとまた無表情に戻るんです」

 視聴者にはあどけない笑顔か、独特の困った愛くるしい表情しか思い浮かばないが、「スタジオにいた時間の8割は無表情だった」と関係者は話す。

「深田恭子さんには、自信のある角度があるんです。右斜め45度で、左向きは嫌がる。カメラマンさんが、『じゃあ次は左を向いてみようか』と言っても、無視します。初めて彼女を撮影するカメラマンさんは聞こえていないのか? と思うらしく、言い方を変えて反対側を向かせようとしても、動かない。何度かチャレンジをしてから、『聞こえないふりをされているんだ!』と気付くほどです(笑)」(同前)

 確かに過去のグラビアを見ても、ほとんどが右向きの表情である。 

背景紙に愛犬がおしっこの惨事

 茶色いトイプードルの“メロンパンナ”ちゃんは、テレビやブログにもよく登場する深田にとって伴侶のような存在。その愛犬をどこの現場にも連れて行くのも、業界では有名な話だ。

「もちろんグラビア撮影にも連れてきます。撮影中もゲージに入れずに、ずっと野放しでスタジオを走り回わらせている。当然撮影している深田さんの近くに来たり、真っ白の背景紙の上にも乗るんです。苦い顔をする編集者や撮影スタッフをよそに、事務所関係者は犬や深田を咎めようとしない。さらには困ったことに、背景紙の上におしっこをしてしまったこともあった」(前出の関係者)

 これにはさすがに謝るかと思われた深田だが、これまた無言を貫いた。

「顔の角度への指示を無視するのと同様、自分に都合の悪いことは聞こえないふり。本人が知らぬ顔をしているので、スタジオのスタッフが慌てて掃除をしました。もう二度と彼女の撮影には関わりたくない。あんなに空気の悪い現場は経験したことがないです」(同前)

 現在、深田は絵本を元に作られたミュージカル『100万回生きたねこ』の公演のため、全国を飛び回っている。その傍らには、きっと愛犬がいるのだろう。

(取材・文/大伯飛鳥)