チェルシーは揺れている。プレミアリーグ最初の5試合で3敗を喫しているからだ。16日に行われるマッカビ・テルアビブとのチャンピオンズリーグ開幕戦を前に、ジョゼ・モウリーニョ監督はかなりアツくなった会見の主役となった。

『ABC』の記者が「3年目症候群」について尋ねると、モウリーニョ監督は「バカな質問をするよりもグーグルをクリックしなさい」と返し、チェルシーとレアル・マドリーでの3年目は何かしらの勝利を収めるか、かなりのセンまでいったと強調。次のようにコメントしている。

「うまくいっていないのは結果が出ていないことだけだ。内部の問題や危機など存在しない。マッカビを倒せば、不振を乗り越える第一歩だ。我々はまだイングランド王者であり、私はまだ『スペシャルワン』であり『ハッピーワン』だちょ。3カ月前の我々はイングランド最高のチームで、最高の監督、最高の選手たちだった。スタートは悪くなったが、だからといって自分たちじゃなくなるわけじゃない。我々のトロフィー、我々の歴史を除くことはできない」

マッカビについて「とてもよく組織されており、好調のチームだ。だが、チェルシーの方が強い」とコメント。メンバーについては、2選手が変わると明かした。オスカルとアブドゥル・ラーマン・ババが入り、ラダメル・ファルカオがケガで外れる。

「これは新たな大会だ。全4チームが勝ち点ゼロでスタートする。ホームが初戦なのは重要だ。我々が冗談を言ったり、笑ったりするところは想像できないだろう。仕事をしていて成功を得られなければ、当然フラストレーションがあり、幸せじゃない。常に勝つことに慣れていて勝てないと、不思議な感じなんだ」