大ヒット祈願を行った「合葬」キャスト陣

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 故杉浦日向子さんの漫画を実写映画化した「合葬」の大ヒット祈願イベントが9月15日、東京・上野の寛永寺で行われ、ダブル主演を務めた柳楽優弥と瀬戸康史、共演の岡山天音、門脇麦、小林達夫監督が出席した。

 映画は、将軍の警護と江戸の治安維持のため、有志により結成された「彰義隊」に参加した若者たちの姿を描く。寛永寺は、幕末にぼっ発した上野戦争で彰義隊と新政府軍が激戦を繰り広げたことで知られており、毎年5月には英霊を供養する法要を執り行っている。本作と縁の深い土地でのヒット祈願だけに、登壇陣は一様に神妙な面持ちを浮かべた。

 当時の弾痕が残る黒門の前に立った柳楽は、「ちょうど1年くらい前に、彰義隊の隊員を演じさせていただきますということで、寛永寺にお邪魔させていただきました」と感慨深げ。そして「1年ぶりに来られて、作品を撮影する前とした後では、やはり違います。ありがとうございますという気持ちに、不思議となりました」といい、「新しいチャレンジをした部分がとても多い作品で、多くの方に見て頂きたいです。時代劇ではありますが、青春という部分が強く描かれています」とアピールした。

 本作は、カナダで開催された第39回モントリオール世界映画祭で公式上映され、瀬戸と小林監督が現地入りした。瀬戸は「フランス語でスピーチをさせて頂いて、そこで皆さんが聞いてくれる態勢になって頂いたのがものすごく嬉しかった」と振り返り、「いろんな方々が声をかけてくれた。斬新だったとか、良かったとか、直接言葉を聞けたのが良かったです」とニッコリ。さらに、着物姿で会見に臨んだそうで、「吉永小百合さんとか、結構女性は着物を着ていかれるそうですが、男性ではあまりいないみたいなので、最初は不思議な感じで見られましたけど、似合っている、クールと言われました」と嬉しそうに語った。

 また、柳楽と門脇は「闇金ウシジマくん Part2」でも共演しているが、「僕は前回、ストーカー役をやっているんですよ」(柳楽)、「柳楽さんとの撮影は、(今作は)ワンシーンだけでしたよね」(門脇)と互いに苦笑い。続けて、柳楽は「見る人にあんまり先入観を与えない方がいいから、余計なこと言っちゃったかな?」と頭をかいたが、門脇から「今回は良かったですよね」とフォローされていた。

 「合葬」は9月26日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。