国民の命運は、彼らに託された! (C)2015「天空の蜂」製作委員会

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 東野圭吾氏の同名小説を、堤幸彦監督が映画化した「天空の蜂」で、永瀬匡演じる自衛隊員・上条らが、原子力発電所の真上に静止する巨大ヘリコプター“ビッグB”から主人公・湯原(江口洋介)の息子を助けようとするアクションシーンの本編映像が公開された。

 本作の舞台は、1995年。遠隔操作でビッグBを乗っ取った「天空の蜂」と名乗るテロリストが、ビッグBを福井県の原子力発電所「新陽」の真上に制止させるという事態が発生。ビッグBの燃料が切れて墜落するまで残り8時間と迫るなか、息子の高彦(田口翔大)がビッグBの中にいると知ったヘリの開発者・湯原は、原発の設計士・三島(本木雅弘)らと共に犯人の凶行を阻止しようと奮闘する。

 スケール感あふれるアクションがたたみかける本作だが、今回公開されたのは、その中でも山場といえるシーン。犯人からの声明により、ビッグBの機内に1人残された高彦を助けることだけを許された自衛隊員たちは、救助用ヘリで高度800メートルのビッグBに近づき、モールス信号を使って高彦に作戦を説明。その後、上条は開いているビッグBの後方扉にロープを打ち込もうとするが、ビッグBが起こす強風によって機体は安定せず、はるか遠くから狙うことを余儀なくされる。

 無謀すぎる作戦に用意していたロープ3本のうち2本を失敗してしまい、さらにビッグBのプロペラにでも引っかかってしまえば2機とも墜落する危険もあるだけに、上条は「無理です、こんな作戦!」とパニックに陥るが、上官の「あの子はもっと怖いんだぞ!」という言葉に勇気を奮い起こし、最後のチャンスにかけようと決意する。「笑えよ、化け物!」と勇ましく叫び、ロープを発射する上条が無事に高彦を助けることができるのか、その行方が気になる内容となっている。映像では、救助ヘリの数倍はあるかと思われるビッグBの巨体や、その内部の様子をじっくりと確認することもできる。

 「天空の蜂」は、綾野剛、仲間由紀恵、國村隼、柄本明らが脇を固める。公開中。