池松壮亮が最敬礼の「私たちのハァハァ」公開!

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 「自分の事ばかりで情けなくなるよ」の松居大悟監督と、人気ロックバンド「クリープハイプ」が再タッグを組んだ映画「私たちのハァハァ」が9月12日、東京・テアトル新宿で公開され、松居監督をはじめ、主人公となる4人の女子高生を演じた井上苑子、大関れいか、真山朔、三浦透子、共演の池松壮亮、中村映里子が舞台挨拶に出席した。

 片田舎の女子高生4人組が、クリープハイプのライブに行くために、東京・福岡間の約1000キロを自転車で駆け抜ける姿を描いた青春ロードムービー。シンガーソングライターとして活動している井上は、撮影当時を「(キャスト・スタッフが)和気あいあいと仲良くしてくださったので、変な緊張感もなかったです。こうやって映画をスクリーンで見ると、ちゃんと映画なんだなと思って、すごく嬉しいです」と振り返る。一方の大関は「演じていること自体が恥ずかしかった」そうだが、「やっているうちに楽しくなっていって、知らない間にスタッフさんがしてくれていた気づかいのおかげで楽しく撮影できて、それがこういう楽しい作品につながったと思います」と感謝の念をにじませた。

 真山は「オーディションに受かった時は演技の素人だったので、不安の方が大きかった」と吐露したものの、「1度しかない18歳の夏を、こんなに素敵に切り取って頂いて、私にとって大切な作品になりました」と感激の様子。三浦は、「4人で普段過ごしている空気感のまま映画を作っていったので、思い入れがすごくあります。公開するまで皆さんに見せられない時間がずっとモヤモヤしていました。やっと初日を迎えられて、皆さんのもとに届けられるのがすごく嬉しいです」と喜んだ。

 これを受け、松居監督は「感慨深くて、泣きたくないのに泣きそうになってきました」と感無量の面持ち。さらに、中村が「全員が(主演の)彼女たちのことを日々好きになって、愛しているんだなということを感じて、ちょっとうらやましいなと思いました。松居さん、またいい映画作っちゃったな」と語ると、涙をこらえていた松居監督は、「今、ギリです」と照れ笑いを浮かべていた。

 また、「自分の事ばかりで情けなくなるよ」にも出演した池松は、「松居さんとは何度もやってきましたけど、僕は今回が1番面白いと思いました」と最敬礼だ。主演の4人に目を向け「僕は引退しようかなと思います」と話すと、一同が「松居組からね!」と慌ててフォロー。そして「後は、4人に任せます」と松居監督作品のバトンを託し、「4人にいろんなことを思い出させてもらいましたし、1日ですけど共演させてもらって、本当に光栄でした」と目を細めていた。