中村映里子、井上苑子、大関れいか、真山朔、三浦透子らが登壇(左から)

写真拡大

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015で、スカパー!映画チャンネル賞・ゆうばりファンタランド大賞(観客賞)をW受賞した松居大悟監督の最新作『私たちのハァハァ』。その初日舞台挨拶がテアトル新宿にて開催され、井上苑子、大関れいか、真山朔、三浦透子、池松壮亮、中村映里子、松居大悟監督が登壇した。

【写真を見る】「引退しようかな」と話していた池松壮亮

本作は、田舎の女子高生4人が東京で行われるバンドのライブを目指し、自転車で福岡から東京までの800kmを駆け抜ける青春ロードムービー。出演者は、メジャーデビューを果たしたシンガーソングライターの井上苑子や、6秒動画Vineで日本一有名な18歳として知られる大関れいから、撮影当時、現役女子高生だったメンバーがそろう。

撮影時の気持ちを思い返し、主演の4人は「撮影中は和気あいあいと仲良くでき、変な緊張感もなくって。こうやってスクリーンで見ると、あぁ、ちゃんと映画なんや、とすごく嬉しくなりました」(井上)、「私も撮影中は映画を撮っているという感覚がなくて楽しくて。最初は演じてる自分に対して『何してるんだろう、何これ』と、恥ずかしい思いがあったんですが、やっていくうちに楽しくなっていきました」(大関)、「一度しかない18歳の夏をこんなに素敵に切り取ってもらえて、本当に私にとって大切な大切な作品になりました」(真山)、「ものすごく濃い時間を体験できました。頭も体も使って。普段過ごしてる空気感のまんま作って。思い入れがすごくあります」(三浦)とコメント。これを聞いた松居監督は「感慨深くて、泣きたくないのに泣きそうになってきたなぁ。いやぁちょっと…」と、目を潤ませた。

そんななか、日本映画界を担う若手実力派俳優である池松も、「4人は素晴らしかった。4人がいろんなことを思い出させてくれました」と絶賛。さらに「僕はもう、彼女らに任せて引退しようかな」と真顔で話し、監督らを驚かせる場面もあった。【取材・文/平井あゆみ】