熱い握手を交わした江口洋介と本木雅弘

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 東野圭吾氏の人気小説を映画化した「天空の蜂」が9月12日、全国312スクリーンで封切られ、主演の江口洋介をはじめ共演の本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、國村隼、佐藤二朗、松島花、永瀬匡、堤幸彦監督が東京・丸の内ピカデリーでの舞台挨拶に立った。

 史上最悪の原発テロを描く作品だけに、江口は「神経を使いながらデリケートに宣伝活動をしてきました。この映画に傷がつかず、今日を迎えられてすごく嬉しく思っております」と感慨深げに挨拶。本木も「長い長いプロモーションという陣痛の期間を終え、出産することができました。あとは無事、たくましく育ってほしいと思うばかりです」といい、観客に「天空の“蜂”にちなみまして、1人あたり“80人”に口コミしていただくようにお願いします。でなければ、お前たちは蜂に刺される!」と劇中のセリフを交えながら呼びかけた。

 さらに、江口は「本木さんとは同じ時代を生きてきました。今回は初めてだったんですが、本当に初めてという感じはせず、企画の段階で本木さんの名前が挙がっていた時に、これは絶対上手くいくという勘みたいなものがありました」と最敬礼。これを受け、本木も「主演ということで、結果的に全てを背負うということはすごく大変だったと思います。その意味で、私は助演で自由にやらせてもらったというのが、すごく楽しかったです」と明かす。さらに「自分たちで言うのもおかしいですけど、初めての割には、良い化学反応だったと思います」と締めくくると、2人はガッチリと握手を交わし、互いを称えあった。

 一方で、綾野は「無事、初日おめでとうございます」と話し、堤監督からは「なんか、他人事だな!」とツッコミが。「全体的に、ねぎらいたいなって」とタジタジで、一同から「3週続けていろんな舞台挨拶に出ているから、今日、何で来たのか憶えていないんじゃない!?」(本木)、「『天空の蜂』だよ、わかってるね?」(佐藤)と責め立てられていた。

 また仲間は、「まず、大雨で大変多くの方々が被害にあい、お亡くなりになられた方もいらっしゃいます」と口火を切る。続けて「お悔みを申し上げますとともに、安否確認がされていない方々、すべての方々に連絡が早くつき、復興が1日も早く行われますよう、お祈り申し上げさせてください」と語り、深々と頭を下げた。