アイデンティティが揺さぶられる (C)2014 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.

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 鬼才キム・ギドクがメガホンをとった群像サスペンス「殺されたミンジュ」のポスタービジュアルが完成した。

 ギドク監督が脚本を兼ね、女子高生殺害事件をめぐる暴力の連鎖を描く。事件の容疑者となった7人の男たちを誘拐し、拷問する謎の武装集団。容疑者と被害者が入れ替わるスリリングな展開で、それぞれの立場が抱える嘆きや闇を生々しく映し出す。

 ポスタービジュアルでは、ガスマスクで顔を覆い、釘が刺さった棍棒を握り締めた不気味な姿の男がたたずむ。「少女が葬り去られた日、良心はすべてこの世から消えた。」という言葉が刻まれ、ギドク作品ならではの危険な空気を漂わせている。

 「殺されたミンジュ」は、マ・ドンソク(「悪いやつら」)をはじめ、1人8役に挑んだキム・ヨンミン(「春夏秋冬そして春」)らが出演。第71回ベネチア国際映画祭「ベネチア・デイズ」部門で作品賞を受賞した。2016年1月から全国で公開。