写真は小嶋陽菜写真集「どうする?」より

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 国税の税務調査を受け、3年間で約5億円の申告漏れを指摘されたAKB48グループの運営会社・AKS。小嶋陽菜(27)など一部メンバーの高額な家賃、旅行代、美容代などを約4億円、また昨年辞任した窪田康志・前社長(44)が使った交際費約4000万円を経費計上したことが原因で、追徴税額は1億数千万円にのぼった。

 各メディアの報道により、家族と住むメンバーの家賃や、月100〜200万円の家賃まで負担していたことも判明したが、どのメンバーがどんな部屋に住んでいるのかまでは明かされていない。この点を詳報しているのが、“文春砲”として数々のAKB48スキャンダルをスクープしてきた、『週刊文春』(文藝春秋)だ。9月10日発売号の同誌では、各AKBメンバーのマンション事情について詳細を報じている。

こじはるの家賃は300万!?

 同誌によれば、家賃額のトップは150〜300万円という超高額物件に住む小嶋陽菜(27)。3LDKの間取りに、広さ200?以上。風呂は2つ、ベランダから森が見渡せるジャグジー付きというから驚きだ。こじはるは以前に住んでいたマンションも家賃70万円前後。近所のスーパーにもタクシー移動を欠かさない、というから行動はセレブそのものだ。

 また元メンバーの河西智美(23)が住むのは、家賃100万円は下らない六本木の有名高層マンション。窪田社長との“お泊まり疑惑”が報じられた当時の住まいはプール、フィットネススタジオ完備の推定60万円の物件だったそう。昼間から近所の寿司屋で中年男性と一緒にいる姿が目撃されており、相変わらずバブリーな生活をしているようだ。

 かつてのセンター、元メンバーの前田敦子(24)はといえば、推定50万円前後の渋谷区内にある高級物件に住んでいた。が、文春がスクープした“泥酔パンツ事件”によって特定され、マンション前にファンらしき男性グループがたむろする事態が勃発。現在は目黒区内の低層マンションへ引越したが、こちらも100万円前後というから立派なもの。

 芸能人の住宅事情に詳しい週刊誌記者が語る。

「大御所芸人や歌手、俳優・女優が好むのは、人の出入りがあまりなく顔バレしにくい高級住宅街にある低層の高級分譲マンションなんです。10代・20代のアイドルや若手俳優は事務所の目が届きやすく、管理もしっかりしているタワーマンションに賃貸で住まわせるケースが多い。高級物件に住める収入レベルではない中堅のお笑い芸人や役者は、意外と普通のマンションに暮らしている」

 また住宅ローンや審査の問題から、“芸能人マンション”と言われるほど1つの物件に有名人が集中することも珍しくない。

「たとえば渋谷区にあるコンシェルジュ付き高級マンションは一番安い部屋でも家賃100万円超ですが、KAT-TUN・亀梨和也(29)、山下智久(30)、絢香(27)・水嶋ヒロ(31)夫妻、倖田來未(32)など芸能人が多数住んでおり、平均50万円といわれる目黒区のタワーマンションにもEXILEをはじめとした多くの芸能人が住んでいます」(同前)

 多くの人に顔を知られている以上、芸能人がプライバシーを守るためにグレードの高い住宅に住む必要があることは理解できる。が、一度上げた生活水準を戻すのは至難の技。人気がずっと続けば問題はないけれど……。

(文/チロル蝶子)