乾が加入したエイバルのスタジアム、裏のマンションから丸見えすぎると話題に
スペイン1部エイバルに移籍した乾貴士が、先日こんなツイートをしていた。
昨日はビルバオとのダービー! 2−0で勝ちました(^^) いいサッカーしてたなぁ! 早く出れるように頑張ります。 今から練習でアピールしてこよー(^O^) 頑張ろう!! pic.twitter.com/kH4NezS388
- 乾 貴士/Takashi Inui (@takashi73784537) 2015, 8月 31
乾が投稿したのは、リーガ・エスパニョーラ第2節アスレティック・ビルバオ戦の試合風景である。
エイバルとビルバオはともにバスク州に在籍するクラブであり、この一戦はダービーマッチであった。乾の移籍が発表されたのは試合直前の先月26日。そのため乾はこの試合をスタンドから観戦し、チームメイトの奮闘ぶりを眺めていたようだ。試合は2-0でエイバルが勝利し、連勝を飾っている。
さて、そんなこの試合はエイバルのホームで行われた。
エイバルのホームはキャパシティ6300人ほどのかなり小さなスタジアムなのだが…何かお気付きではないだろうか?
#eibarespanyol #aupaeibar
Posted by SD Eibar on 2015年5月9日
Ipurua gainezka! Hasta la bandera! Up to the top! #ipurua6267
Posted by SD Eibar on 2015年5月8日
そう、スタジアムのバックスタンド後ろに巨大なマンションがそびえ立っているのである!
普通のスタジアムであれば、周りのマンションから内部が見えないように屋根などの構造を工夫する。マンションから試合が見えてしまっては、クラブの入場料収入にも影響するからだ。
しかし、ここは人口3万人弱の田舎町である。スタジアム背後に巨大なマンションが堂々と建てられ、シンボルと化しているのだ。
それにしても、引いた写真から見るこのマンションのインパクト…。異様というかなんというか、とにかく圧倒的である。
エイバルのホームスタジアムであるエスタディオ・イプルアは、1947年に建てられた。
"Estadio Municipal de Ipurúa"という正式名称からも分かる通り、所有権はエイバル市が持っている。
リーガに昇格した2014年、エイバルはイプルアの北スタンドの増設を発表し、エイバル市がこれを承認。工事はこの8月まで行われていたという。
Colocadas 3 últimas costillas de hormigón de nueva Tribuna Norte de Ipurua. Mañana comienza la colocación de gradas. pic.twitter.com/vwSCbMgvXl
- SD Eibar (@sdeibar) 2015, 8月 4
さて、そんなコンパクトスタジアムであるイプルアでとびきりの存在感を放っているのが背後のマンションだろう。
エイバルのホームスタジアムです(^^) 早く試合したいなぁ! pic.twitter.com/1qTcFRQXVe
- 乾 貴士/Takashi Inui (@takashi73784537) 2015, 8月 27
「エイバルのホームスタジアムです(^^)」という乾のツイートにもばっちり映るこのマンション。
パッと見17-18階ほどの高さがあり、スタジアムの真裏に建設されている。これほど近い場所にこれだけ高いマンションが建てられているのはかなり珍しい。
Atzokoa denboraldiko norgehiagokarik garrantzitsuena zela argi zuten gure jokalariek, eta ikuskizun ahaztezina eskaini...
Posted by SD Eibar on 2015年5月24日
よく見ると、マンションのベランダから多くの人がスタジアムの方を覗いているのが分かる!
そしてエイバルのクラブカラーであるフラッグのようなものを掲げている。やはりマンションからは試合が見放題だった…。
ちなみにこのイプルア、改修前の北スタンドはこんな感じだったらしい。
OBRAS EN IPURUAEl pasado lunes, comenzaron las obras de remodelación del césped de Ipurua.Dichas obras tendrán una...
Posted by SD Eibar on 2013年7月3日
屋根がかなり低く、5階建てほどのマンションからでも中が見えそう!
現在は増築され高層マンションからしか覗けなさそうだが、エイバルの試合が行われる際はどこかのほほんとするこの風景も楽しみにしたい。