スマホやテレビに新たな「解約忘れ貧乏」のリスク レンタルから定額サービス時代の落とし穴

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今秋は、音楽や動画など、本格的にネット配信の定額制サービスの競走が激化しそうだ。
9月よりサービスインした「Netflix」や、「Google Play Music」など、大手のネットサービス企業が続々と定額制サービスを開始している。

しかし、定額制サービスの華やかさ、オトクさの影で「解約忘れ貧乏」のリスクがつきまとっている。

●オトクで美味しい無料期間 その後に注意
最近、音楽聴き放題、映像見放題のサービスは、最初は「無料体験」が当たり前になっている。
「無料体験」期間は、実際に配信される映画の画質や音楽の音質、収録コンテンツの充実度などを無料で確認できる。
サービスの利用契約をする前に、サービスを見定められるので有効に活用するべきだ。

しかし、問題なのはその後だ。
自動更新で有料契約に切り替えとなるケースがあるからだ。
中には、月の途中利用で、日割り計算を行わないサービスも多いため、実際の利用期間が1日であっても1か月分の料金を支払うケースもある。

●月額は小額でも年間計算するべき
無料お試し期間の後、サービスを利用しないのであれば、料金を支払うのは勿体無い。
仮に月額1000円の定額サービスを契約しっぱなしにしていると、年間12000円も支払う計算となる。

具体的な利用料金は以下となる。
主な映像見放題サービス

・Hulu 月額933円 初回2週間無料
・Netflix 月額650円〜1450円 初回1か月無料
・dTV 月額500円 初回31日間無料
・dアニメストア 月額400円 初回31日間無料
・UULA 月額467円 初回1か月無料
・TSUTAYA TV 月額933円 初回30日無料
・Amazonプライム・ビデオ 年額3611円 初回1か月無料(※9月下旬サービス開始予定)

主な音楽聴き放題サービス

・Apple Music 月額907円 初回3か月無料
・AWA 月額333円〜889円 初回3か月無料
・LINE MUSIC 月額463円〜926円 初回有料契約にさらに30日無料キャンペーン実施
・Google Play Music 月額907円(10/18までに登録で722円) 初回30日無料
・スマホでUSEN 月額490円 初回3日無料
※料金はすべて税別
※2015年9月7日時点の料金です、無料会員は除きます

このように、手頃なサービスは400円台から、高いものでは1000円ほどの月額料金がかかる。
この中のサービスには、無料期間後に自動で有料契約なるサービスと、自動で有料契約にならないサービスがある。

●「解約忘れ貧乏」を防ぐ3つのポイント
解約忘れによる、無駄な出費を抑えるには、たった3つのポイントだけ把握すればいい。

・何のサービスを「お試し」or「契約」しているか

もっとも大事なのは、自分が今、「何のサービスを契約」、または「何のサービスを試している」かだ。
これを把握するだけで、解約忘れの確率はぐんと減る。

・無料期間の後、どうなるかの記載は必ずある

無料期間を提供しているサービスでは、必ずその無料期間の終了後に「有料契約」になるかどうかの記載がある。
それを把握することで、余計な出費を防げるだろう。

・クレジット明細を毎月必ずチェック

これらサービスの大半が、クレジットカード決済で支払いされる。
明細で数百円から千円程度の身に覚えが無い支払いがあった場合は、解約忘れの可能性がある。

これらをチェックすることで、無料期間後の解約忘れによる出費をしっかり防ぐことができるだろう。
布施 繁樹