新たな台風発生へ 熱帯低気圧が発達中 週後半に沖縄付近へ
日本のはるか南のカロリン諸島の熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風へ発達する予想です。今後、北上を続けて、週の後半には暴風域を伴って、沖縄の先島諸島のすぐ南へ進んでくる可能性があります。
熱帯低気圧が台風へ 週の後半は沖縄のすぐ南へ
今日3日午前9時、日本のはるか南のカロリン諸島の熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風へと発達する予想になりました。
今後は発達しながら北上を続ける見込みです。週の後半(8日頃)には、暴風域を伴って沖縄の先島諸島のすぐ南にに進んでくる可能性があります。まだ予報円が大きく、進路には幅がありますが、今後の情報に十分ご注意ください。
11月の台風は珍しい?
11月に台風が発生すれば、2022年の台風24号以来2年ぶりのこととなります。それ以前はというと、2012年〜2022年まで11年連続で11月に台風が発生しています。月別の台風発生数の平年値を見ても、11月は2.2個と決して珍しいということはありません。
ただし、台風の日本への接近数は11月の平年値が0.5個となっています。11月に台風接近となると珍しいと言えそうです。
※台風の中心がいずれかの気象官署等から300 km以内に入った場合を「接近した台風」としています。