舞台挨拶に立った北村一輝(中央)と
LiLiCo、渡辺武監督

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 俳優の北村一輝が9月5日、主演映画「猫侍 南の島へ行く」の初日舞台挨拶を東京・シネマート新宿で行った。北村は万雷の拍手に迎えられたが、開口一番「こんな映画ですいません。やりすぎちゃいました」と平謝り。渡辺武監督も「バカな映画ですいません」と上乗せして頭を下げた。

 2013年にBSフジなどで連続ドラマが放送され、翌年に映画化。今年4〜6月の連ドラ第2弾を経ての映画パート2と、順調にシリーズを重ねているが、「大丈夫ですか。(エンディングの)シゲル・マツザキ(松崎しげる)がフォローになったかな」と懐疑的な表情は変わらず。それでも、「ユルさがどんどん使われにくくなっている世の中で、映画界にもそういう風潮がある。楽しんでいただける映画を作りたいという思いで作りました。こういうスキのある映画を許せる心を持っていただきたい」と控えめに訴えた。

 ヒロインに抜てきされた、映画コメンテーターのLiLiCoだけは、「北村さんが大好きだから、即OKした。私が日本語で難しい部分があっても、全部カバーしてくださった」と意気軒高。そして、「肉食だけれどあまりガッといくと、公開までは宣伝のためってなっちゃうのがイヤだったけれど、そろそろ私のことを。交際0日で結婚っていうのもあったし、はやりに乗った方がいい。私はOKよ」と堂々求愛した。

 北村は、「照明より熱い。何かに狙われている」とタジタジで、返答を保留。だが、“主役”の白ネコ・玉之丞が登場し相棒の北村に抱きかかえられると、観客の視線が集中。北村の胸元で安らぐ玉之丞の姿に、LiLiCoは「超ジェラシー。私、ヒロインなのに全然面白くない」とぶ然とした表情。それでも、「あとで抱いて」とすがりつき、北村をおののかせていた。

 「猫侍 南の島へ行く」は、浪人の久太郎と愛猫の玉之丞が、仕官の道を得るため単身赴任で四国・土佐藩へ。だが、途中で船が遭難し、たどり着いた島で珍道中を繰り広げる脱力系コメディだ。