篠原涼子と永山絢斗が語る『アンフェア the end』

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遂にタイトルに“the end”がついてしまった!篠原涼子演じる敏腕刑事・雪平夏見の活躍を描く人気シリーズが、『アンフェア the end』(9月5日公開)として、10年間の歴史に幕を下ろす。主演の篠原と、劇場版3作目にして完結編となる本作で、『アンフェア』に初参加した永山絢斗にインタビュー。気になるキスシーンの撮影秘話を話してもらった。

【写真を見る】篠原涼子と永山絢斗のドキドキハラハラの共演シーン/[c]2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン

篠原演じる雪平は、バツイチ、子持ち、大酒飲みでありながら、検挙率ナンバー1という破天荒な刑事だ。本作では、ずっと謎だった、雪平の父の死の真相に迫り、警察や国家を裏で操る闇の組織に挑んでいく。

篠原は、10年間演じてきた雪平夏見について「口数が少なく、何を考えているかわからないけど、やることはしっかりやる。多くを語らずにやっている潔さがすごく魅力的です」と語る。「自分にとっては素晴らしい誇りだと思って良い役だと思います。女性としても、自分には全くない部分もあり、違う人に成り代わっている感じが、自分ではすごく楽しかったし、幸せだったなと思いました」。

永山は、雪平と絡んでいく、システムエンジニア・津島直紀役を演じた。注目のキスシーンについては「あのシーンは何回もやりました」とうれしそうな笑みがこぼれる。「津島の気持ちは、完全に雪平にもっていかれている。気持ちが出過ぎちゃっていますね(笑)。まだ撮影序盤でかなり緊張感があるなかでのキスシーンだったので、ドキドキしました」。

キスシーンは10テーク以上撮ったそうで「うれしかったです」とはにかむ永山に、篠原が「こちらの方こそ、ありがたいかぎりです」と恐縮する。永山が「つながったものを観たら、いろんな意味でとらえられるシーンになったと思いました」と言うと、篠原も「全部、監督の計算だったんだよね。私は、映画を観た時、やっぱり津島がすごい切ないと思っちゃった。かわいそうで、もどかしい感じ。ニクイですね」とうなずく。

今回、『アンフェア』はシリーズとして完結するが、篠原は「自分にとって、本当に大きな作品でした」と感無量の表情を見せる。「スタッフやキャストの方々に本当に支えていただいての『アンフェア』でした。今回、終わってしまいますが、いままで10年間積み重ねた層を台無しにしないようにして、今後、また、『アンフェア』に恥じないような作品をまた作りたいとも思っています」。

シリーズの大ファンだった永山は、本作に出演できて感慨しきりだ。「20代半ばに来て、これまでいろんな役をやらせていただいてきたんですが、すごく自分の頭のなかがぐちゃぐちゃになっている時期だったので、そこで本作が残せたということが自分のなかではかなりうれしくて。1年前でも、1年後でもきっと違うことだったと思うし、この作品に関われたことは本当に宝物になりました」。

完結編ということで、これまで張り巡らされてきた伏線がつながり、1つずつ謎が明かされていく『アンフェア the end』。果たして、アンフェアなのは一体誰なのか!?雪平と共に、最後の推理に挑んでいただきたい。【取材・文/山崎伸子】