ビジネスパーソンの味方は「羊羹」? 外国人も絶賛する日本のベスト甘味

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午後になると甘いものが欲しくなってくる。仕事にとって一番大切なのは「脳」の働きだ。脳が疲れると集中力が落ち、思考も判断力も鈍ってしまう。脳をしっかり働かせるには、脳の栄養である糖分の補給が必要なのだ。

仕事ができる人のデスクには、チョコやあめ玉を良く見かけるのはこのためだ。とはいえビジネスパーソンには、糖分や油分を含む菓子はメタボの原因にもなる危険なアイテムだ。
しかし、油分をほとんど含まない効率のよい甘味があり、一時期ネット上でも話題となった。

それが「羊羹」なのだ。

●コンビニのプチ羊羹が超優秀
仕事中に甘いものを食べると、頭がリフレッシュして仕事の集中力がアップする。
脳への栄養補給やリフレッシュ目的なら、ドーナツやパンなどよりも「羊羹」が良いのだ。
特にコンビニで手に入る「ミニサイズ羊羹」がオススメだ。

●ミニサイズ羊羹を勧める5つの理由
・お手頃価格

 パンやドーナツ、チョコなどは100円ほどかかってしまうが、コンビニのミニサイズ羊羹は65円と低価格だ。さらにスーパーで購入すれば50円で買える場合もあり、リーズナブルだ。

・コンパクト

 ミニサイズ羊羹は小さくコンパクトだ。重さは約60gで、バッグどころかポケットに入れていてもかさばらない。持ち運びに便利だ。

・賞味期限が長い

 筆者の手元にある羊羹は賞味期限が2016年7月まである。商品にもよるが、長期保存が可能だ。つまり、仕事中の甘味以外にも、非常食がわりとしても使えそうだ。
 実は甘いものは賞味期限が長く、ジャムなども同じ理由で賞味期限が長い。

・小さくても高カロリー

 羊羹の材料は大半が砂糖とあずき。そのため、小さくても高カロリーがポイントだ。58gの羊羹でも、167kcalもある。一気に全部食べようとせず、一口かじれば元気いっぱいだ。
 材料の多くが砂糖でできているということは、炭水化物でできている食品よりも、効率よく糖分の補給ができると言える。羊羹を食べて30分もすればリフレッシュできそうだ。

・油分が少なく太りにくい

 ドーナツやチョコとは違い、羊羹には油分がほとんど入っていない。そのため、食べても太りにくいと言える。「羊羹は最高のガソリン」という外国人もいたとネットにて話題になったほどだ。
これらの理由により、仕事の合間に羊羹がオススメと言える。

●羊羹は食べ過ぎに注意
小さくても高カロリーな羊羹は、約60gのミニ羊羹でさえ170kcal近く摂取できる。
つまり、食べ過ぎれば、太る原因になるのは、ドーナツやチョコと同じだ。


ミニ羊羹を3つ食べると牛丼なみのカロリーとなってしまう

一息付きたい場合は、一口だけ食べるだけでじゅうぶんだろう。

日本スイーツの羊羹はシンプルな甘さに多くの秘密がある。
コンビニやスーパーではチョコではなく、羊羹も手にとってみよう。


布施 繁樹