格安スマホで半数の人が安くならない? 安くなるためにチェックするポイント

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いまや通信費節約の代名詞となりつつある「格安スマホ」。しかし、格安スマホに乗り換えても通信費が安くならなかった人がいるという。

いったい、どういうことなのだろうか。

●「格安スマホ」で安くなった人は約51%?
株式会社ネオマーケティングは、格安スマホユーザー1000名を対象に格安スマホの実態調査を行った。
その結果、ある驚くべき傾向が判明した。

「格安スマホ」は、キャリアスマホよりも格安な料金で利用できるスマホだ。調査でも、約67%が「安くなりそう」という理由から格安スマホに移行したという結果がでている。

しかし実際に安くなったという回答は約51%にとどまっている。
残りの49%の人は、何らかの理由で「安くなったとは感じていない」というわけだ。

実際、同調査のインタビューでも
・もともとガラケーを使用していたのでそれほど安くなったという感じがしません。(40 代主婦)
・安くなったとは思うのですが、端末代を考えると思っていたほどではないですね。(20 代学生・男性)

といった返答がある。

●「格安スマホ」を買って安くなったと感じるパターンとは?
せっかく「格安スマホ」を購入しても、あまり安くなったと感じられないのでは意味はない。

そこで「格安スマホ」で安くなったと実感できるパターンを再確認してみよう。
・そもそも通話もネットもあまりしない

格安スマホで使われる格安SIM(MVNO)は、月間の通信量が1GBから3GB程度であれば1000円を切る契約が可能だ。通話契約を付けても合計で1600円程度となる。

・通話し放題契約なのに、あまり通話をしないユーザー

現在では、キャリアの「通話し放題契約」を選択しているイーザーが多い。しかし、通話をあまりしないので、通話し放題契約を活かせてない。
格安スマホにすることで、「通話し放題」の料金を節約できる。

・別途、モバイルルーターを契約して利用している

モバイルルーターを別途で契約しているより、格安SIMでテザリングを利用したほうが月々のコストは下がる。

・現在ドコモかauのスマホを使っている

格安スマホでも、新規にスマホ本体を購入すると数万円のお金が余計にかかる。
ところが、現在ドコモかauのスマホを利用している人であれば、格安SIMだけ契約すれば、今使っているスマホに格安SIMを入れて使うことができるので、大幅に安く利用できる。
つまり、格安スマホを購入しない分だけ割安になるのだ。(※au系格安SIMはiOS 8.0以降のiPhoneについて現在は原則利用できません)

・通話用ガラケーと2台持ちしている

2台もキャリア契約していると、月の維持費はかなり高くなる。
ネット用スマホだけでも、格安スマホにすると維持費は大きく節約できる。

これらの条件に当てはまる人は、「格安スマホ」を導入もしくは切りかえると、「安くなった」と感じることができるだろう。

●「格安スマホ」を買う前に注意すべき3つのポイント
「格安スマホ」を買う前には。以下の3つをチェックしよう。
そうすれば「格安スマホ」でも安くならなかったという後悔を防ぐことができる。
・月々の通話時間 … 格安スマホには通話し放題契約がほぼ存在しない。現在の月間の話時間(分)に20円ないし40円を掛けて「格安スマホ」後に、通話料金がいくらになるのは? 確認しておこう。
・格安スマホの価格 … 格安スマホといえども、ハイスペックモデルであれば5万円を超える製品もある。購入する前に、分割払いで月々いくらの負担になるのかチェックしよう。
・キャリアメールを使うかどうか … 格安スマホで使う「格安SIM」はキャリアメールの利用ができない。キャリアメール維持のためにガラケーとの2台持ちする場合は、ガラケー分のコストを加えて計算しよう

これらを事前にチェックすれば、「格安スマホ」にして安くならなかったという失敗を防ぐことができる。

格安スマホ利用実態調査|株式会社ネオマーケティング
布施 繁樹