若者たちのヒリヒリとした愛 (C)HARDSTYLE LLC

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 現代の若者の破滅的な恋を描き、第27回東京国際映画祭でグランプリ、最優秀監督賞をダブル受賞した「神様なんかくそくらえ」が、12月26日に劇場公開される。若手女優アリエル・ホームズの実体験を下敷きに、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズらの共演でストリートに生きる少年少女の無軌道な愛を鮮烈に刻み付けた問題作だ。

 米インディペンデント映画界の気鋭、ジョシュア&ベニー・サフディの兄弟コンビがメガホンをとり、ドラッグに溺れる若者の救いのない日常を徹底したリアリズムで映し出す。ドラッグ中毒の少女ハーリーは、ジャンキーの青年イリヤに依存し、ともに路上で生活している。そんなある日、イリヤを深く愛するあまり、言われるがままカミソリで手首を切ってしまう。

 第27回東京国際映画祭で審査員長を務めたジェームズ・ガン監督は、2014年の映画12本で本作をあげており、「見始めて一瞬で魅了された。生き生きとした“いま”が刻まれている。これこそ真の映画だ」と絶賛している。第71回ベネチア国際映画祭では、CICAE賞に輝いた。

 「神様なんかくそくらえ」は、12月26日から東京・新宿シネマカリテほか全国で公開。