納得のいく作品を作り続けるために、クルーズは止まらない! (C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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 日本で8月7日に封切られ、公開初日に観客動員14万人を記録した人気シリーズ最新作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」で、主演のトム・クルーズが挑戦した、53歳とは思えぬ過激なアクションの一部始終を追ったメイキング映像が公開された。

 映像は、無国籍スパイ組織「シンジケート」にとらわれた主人公イーサン・ハント(クルーズ)が、上半身裸で両腕を支柱に縛りつけられ、拷問されようとする衝撃的なシーンから始まる。絶体絶命のピンチだが、ハントはリーダー格の男が後ろを向いた隙に強烈なキックを見舞い、腕力だけで体を持ち上げ支柱から抜け出すと、謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)と息のあった連携で工作員たちをなぎ倒していく。

 このアクションにとどまらず、飛行中の軍用機の機体にしがみつく離れわざや、6分以上にも及ぶ潜水アクションなど、命知らずともいえるスタントに挑戦したクルーズは、「スパイ映画は、観客を巻き込める。大変だがやりがいがある」と確固たる信念を口にする。映像では、ヘルメットもライダースーツもない状態でバイクが横転し、生身のクルーズが地面で激しく回転するさまや、軍用機にしがみついたクルーズを横から追ったものも収められ、危険が隣り合わせの撮影風景を見る者にまざまざと伝える。

 クルーズの飽くなきこだわりはスタッフ、キャストから絶大な敬意が注がれている。「ユージュアル・サスぺクツ」(95)で第68回アカデミー賞脚本賞に輝き、本作のメガホンをとったクリストファー・マッカリー監督には、「トムは映画製作を愛している。まさに天職だと思うよ」と言わしめ、シリーズ初参加となるファーガソンは「トムはやると決めたら必ず実行する人よ」と目を輝かせて語る。第3作「M:i:III」(06)のメガホンをとり、第4作「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」(11)と本作の製作を務めるJ・J・エイブラムスは、「CG全盛の今、俳優本人が危険なスタントをする映画は珍しい。だからリアルなんだ」と、クルーズによる本人スタントこそが、本シリーズの醍醐味であるという見解を示した。

 映像ではオフショットも盛り込まれ、クルーズとサイモン・ペッグが車内で音楽にノリノリになる様子も見ることができる。

 「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」は、所属するIMFを壊滅に追い込まれたハントたちが、ハントが追い続ける「シンジケート」と激闘を繰り広げるさまを描く。公開中。