ぼっちの夏休み旅行記。あの3人の場合。

お盆休みのこの時期、みなさんはどんな夏休みをお過ごしですか?地元で同窓会をする人、海外旅行に行く人など、SNSで知り合いがリア充な夏を過ごしている様子を目の当たりにして、寂しい方もいるかもしれません。

そこで逆に、一人で旅するいわゆる“ぼっち”の夏休みを取材してみました。登場してもらったのは3名。尖った企画を連発するWEBライターのヨッピーさん、映像作家でメディアアートの賞を獲りまくる森翔太さん、イギリスの新聞で「世界でもっとも気持ち悪い男」として紹介されたライターの地主恵亮さんです。

売れっ子で超多忙なこの3人に「一人旅で日本全国、指定した写真を撮って来てほしい」とお願いしました。撮るのはauのCMキャラクター「三太郎」。今年の夏に、全国いろんなところに出現するそうです。
それでは、SNSに普段あまり上がってこない「ぼっち旅」をお楽しみください。

ヨッピーさんの場合

こんにちは。
普段はライターとして、主にインターネットで活動しておりますヨッピーと申します。
そんなわけで今回は、大阪の「ひらかたパーク」にある「三太郎」の写真を撮って来い」という良くわからない依頼を受けたので、まずは東京駅から大阪に向かいます。
ちなみにカメラマンの交通費は出なかったので行程は全て自撮りでお送りしたいと思います。

※三脚を立てて撮影しようとしたら駅員さんに怒られました。新幹線のホームは三脚禁止だそうです



新幹線に乗り込み、いよいよ僕にとっての「夏休み」が始まりました。
この時の感想を皆さんにお伝えしておきます。

「無」です。何の感情もありません。何故なら僕は現在東京に住んでいますが、大阪産まれの大阪育ちなので、大阪の「ひらかたパーク」には子供の頃から死ぬほど行きましたし、今更「大阪に行く」と言われても「ふーん」以外の感想はありません。今の僕の気持ちを星マークでお知らせしたいと思います。

楽しさ ☆
旅の喜び ☆
行きたくなさ ☆☆☆☆☆


唯一、希望を持てるとしたら「ひらかたパーク」での撮影には水着の女性がモデルとして手配されていることです。
「水着ギャルに会える」という、ただそれだけを心の支えにして大阪までの旅に出たいと思います。

「せめて駅弁でも食べれば元気になるかな?」と思って駅弁を買いました。


ご飯を食べ過ぎてオカズとのバランスが完全に崩れてしまいました。
キレそう。


茶畑らしきものが見えてくる。
やはり「ふーん」以外の感想が出て来ない。
こういうのに「風景を楽しむ」みたいな感覚はきっと心に余裕がある人達にしか持ちえないのだと思う。心にスキマ風が吹きまくっている今の僕に、その余裕はまるでないのだ。


新大阪駅に着きました。
ちなみに何故僕がピンク色の服を着ているかと言うと、
この「桃色」で、今回撮る三太郎の一人「桃太郎」を表現しているからです。どうでもいいわ!

今の気持ちはこうです。

大阪だ ☆
大阪だわ ☆☆☆
何回も来た事のある大阪だわ ☆☆☆☆☆


大阪に着いたら「京橋」という駅で大阪と京都を結ぶ京阪電車に乗り換えます。
ちなみに東京の「京橋」はビジネス街だしオシャレで高級なお店もたくさんあるのですが、大阪で「京橋」と言うとおじさんがたくさんいる、まあそんな感じの街なので覚えておくと良いかも知れません。

大抵の大阪人は「京橋ってどういうところ?」と聞くと目を輝かせて語りはじめると思います。たぶん。


そんなわけでひらかたパークに着きました。
まだ何にもしてないのに僕のTシャツがビショ濡れになっているのがおわかり頂けますでしょうか。この日の気温は35度だそうです。殺す気か。

暑い ☆
暑すぎ ☆☆☆
早く水着ギャルの写真を撮ってプールで遊びたい ☆☆☆☆☆


マスコットキャラクター的な人がハイテンションで話しかけて来たけど無視しました。
暑いからです。

そしていよいよ……

水着ギャルの登場だーーー!



この旅で初めて笑顔を見せる僕。
よっしゃーーー!とっとと撮影を切り上げて水着ギャルと遊ぶぞーーー!

この時の僕の気持ち

水着だ ☆
今年初めての水着だ ☆☆☆
撮影が終わったら打ち上げと称してギャルと遊ぼう ☆☆☆☆☆


ちなみに今回のミッションで撮影しなければいけない三太郎は、
このようにウォータースライダーの出口にバーンと出て来るのだ。

拡大するとこうだ。

流れるプールに向かいながら、はしゃぐ浦島太郎・桃太郎・金太郎の三人。
僕も「早く撮影を終わらせて水着ギャル達と流れるプールで泳ぎたい」と思っているのでこの辺の感覚はよくわかる気がする。


早速水着ギャルをセットして写真を撮りまくる僕。

流石はプロの方々だけあって表情もバッチリ決まっております!
いやー、これは撮影がはかどるなーー!


ただし、プロすぎてオンオフの切り替えが優秀すぎる。
カメラを向けていないと一気にダルそうな表情に変わるのだ。

カメラを向けると元気。


でもすぐこうなる。


カメラを向けるとこう。


2分後にはこう。

何かがおかしい。

何かが……。

しかし、ひらかたパークにはプール以外に遊園地もある。
気を取り直してそっちに行ってみた。