「クーキー」はこうして生み出された (C)2010 (C)Biograf Jan Sverak, Phoenix Film investments,
Ceska televise a RWE.

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 へなちょこテディベアの奮闘を描き、本国チェコで大ヒットした人形劇「クーキー」のメイキング映像が公開された。人形劇のプロフェッショナルが劇場を飛び出し、自然のなかでパペットたちに命を吹き込んでいく様子が収められている。

 甘えん坊のテディベア、クーキーが離ればなれになってしまった持ち主の少年のもとに帰るため、大冒険を繰り広げる。第69回アカデミー賞外国語映画賞受賞作「コーリャ 愛のプラハ」のヤン・スベラーク監督が、人形やVFXを駆使し「人が主役の映画では、些細すぎて映らないものを描きたかった」と独特の世界を構築した。

 スベラーク監督は「近年では、CGや3Dが多いからこそ、私たちは反対のことをしようと思いました。手作りで、オリジナルで、本当に生物の匂いがしてきそうなものをつくろうと思ったのです」とリアルさを追及。上からつるし全身を動かすタイプ、棒をつけて下から操るタイプなど、パペットはひとつのキャラクターでいくつもの種類が作成された。クーキーにいたっては約20種類用意され、場面によって使い分けながら撮影された。

 メイキング映像では、実際の自然やスタジオ内に作られた森を舞台に、スタッフが一丸となって人形の動きをつけていく様子が明らかになる。人形たちやミニカーなど、製作チームのこだわりが詰め込まれた世界観を見ることができる。

 「クーキー」は、8月22日から全国で公開。