『嵐にしやがれ』公式HPより

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 イケメンがだだスベり──!?  8月8日に日本テレビ系列で放送されたバラエティ『にしやがれ』で、出演したのメンバー、松本潤のスベりっぷりが話題となっている。

 番組内で自身が担当するレギュラーコーナー『THIS IS MJ』にて、「女の子の誕生日をカッコ良く祝いやがれ」というテーマを与えられた松本潤は、“東京タワーキャンドル”に挑戦することに。

 これは、東京タワーをろうそくに見立て、消灯するタイミングに合わせて息を吹きかけることで、まるで息によって消えたように見せるというキザ極まりない行為で、番組内の説明によれば、ビジネス漫画『部長 島耕作』(講談社)の作中で、主人公の島耕作が、恋人である大町久美子に対して行ったものであるらしい。

 テーマを聞いた時には、「サプライズ結構得意ですよ。得意っつーかね、好き」と語った松本だったが、『部長〜』の東京タワーキャンドルのシーンを読まされると、「何だこれ?」と苦笑いしたものの、「これできたらカッコイイ……カッコイイね! ちょっと照れちゃうけど、このサプライズは俺も挑戦できるならしてみたいし、世の中の男性にやって欲しいね」と俄然乗り気に。

 その後に向かったロケでは、雨に降られるなどのハプニングに見舞われたものの、松本は東京タワーが毎晩24時に消灯すること、東京タワーをキャンドルに見立てるには海を挟んで適度な距離がある勝どき橋がベストであるという情報をゲット。

 24時までの時間つぶしのためにお笑いコンビ・ハリセンボンの箕輪はるかとペアでデートスポット紹介をしたあと、彼女役にお笑いコンビ・大久保佳代子を迎え、ケーキの奥に東京タワーを写し、ろうそくに見立てるという形で東京タワーキャンドルに挑戦した。

ポカ連発で爆笑される始末

 しかし、本番で松本は、消灯時間が迫ってしまい焦ったのか、Happy Birthday to youを倍速で歌ったり、サプライズのはずなのに「消すよ」と言ってしまうなどのポカを連発。辛うじて東京タワーキャンドルは成功したものの、彼女役の大久保に爆笑されるという結果になってしまった。

 これに対し、ネット上では、「松潤かっこよすぎかよ」「松潤にこれをやってもらいたい」という意見もあるが、「これはさすがに松潤でも笑う」「お腹よじれそう(笑)」「一般人がやったら引くわ」という書き込みも多くみられ、イケメンであってもさすがにクサすぎる演出に、ポカを連発という取り合わせはさすがにないのではという意見がかなり多いようだ。

 もともと、松本は、イケメンにも関わらず、こうしたセンスのなさが度々話題になっている。私服がダサすぎるという意見は度々ネットの某巨大掲示板や、個人のブログ等に書き込まれ、2012年の紅白のリハーサルの際には、ド派手な私服がまるでステージ衣装のようだと話題になり、各種メディアで報じられることとなった。

 さらに、松本は“迷”プレゼントを贈ることでも知られている。有名なところでは、2009年に、同じのメンバーである二宮和也の誕生日プレゼントとして、当時二宮が熱中していたロールプレイングゲーム、ドラゴンクエストのジグソーパズルをプレゼントしたものの、なんと自分で完成させたあとにプレゼントするという暴挙に出たことが報じられ、世間では「ジグソーパズルなのに完成させてプレゼントするのはどうなのか」という意見が溢れることになった。

 さらに、2013年には、イタリア旅行の際のお土産として、同じく二宮に、ダースベイダーの装飾がついたフラッシュ・メモリーを渡し、「ああいうのしか売ってなかったのかな? と思います」と不満をブチ撒けられたこともあり、こちらも話題になったことを覚えているファンの方も多いだろう。

 そうした心遣いを発揮するまでもなく、モテてしまうがゆえのものか、それとも先天的にそういった才能が全くないのか。こうしたセンスのなさをあまり発揮していると、かねてから結婚秒読みではないかと噂されている女優・井上真央との仲も怪しくなってしまうのではないかと、勝手に心配してしまうが……。

 あるいは、あれほどのイケメンなら、そうしたヌケた部分も魅力の一つとして映るのだろうか? いずれにせよ、今後の松本が、こうしたポカを繰り返さずに済むよう祈るばかりである。

(取材・文/阿佐美UMA)