夏はシャワーで済ます、は大丈夫?専門家に聞いてみた!

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夏場の夜は蒸し暑く、お風呂に入るのを敬遠してしまう人も多いのでは? だが、シャワーだけでは疲れが取れにくいため、「きちんとお風呂に入った方がいい」と言われることも多いものだが、実際のところどうなのだろう?「おしトピ by 教えて!goo」で「夏は暑いのでシャワーで済ましてしまうこと、ありますか?」と意見を募ったところ、やはり夏場はシャワーで済ましてしまう人が多いようである。

■あなたはシャワー派?それともお風呂派?

「夏はシャワーしか使いません」(tomcateagleさん)、「あまりにも暑すぎて風呂に入る気にならないことってよくある」(さとうまさるさん)、「基本がシャワーで、休みの日につかります!!」(ゆるさらさん)と、お風呂よりシャワー派という人が多かった。

その一方で「夏はシャワーしか使いませんでしたが、(中略)…冬中風呂につかっていた時との体の節々の疲れの取り方が違うようなのです」(Hiro3さん)、「夏こそ湯船に浸かってゆっくりのんびりします。(中略)…冷房で調子が狂いがちな体温調節機能を夜、ゆっくり風呂に浸かることでリラックスして調節している感じです」(やっさんさん)という意見も。

■やっぱりお風呂に入った方がいいの?

夏場にシャワーで済ますことは健康面においてどうなのだろうか。All Aboutの美と健康のガイドでもある皮膚科医の小林しのぶ先生に、夏場シャワーだけで済ます行為についてご意見を伺った。

「シャワーは体の汗・皮脂・汚れを取るにあたっては問題ありませんが、夏は冷房の効いた部屋で体が冷えていることが多いものです。体を温めるためには湯船に入ることが必須です。ただし、全身つかる必要はなく、足だけでも十分です」(小林しのぶ先生)

おしトピ読者からも冷え切った体をお風呂で解消している声があったが、やはりお風呂とシャワーを使い分けた方が体にとっては良さそうだ。

■使い分けたいお風呂とシャワー

ちなみに「夏場はシャワーだけではダメ」と言われることが多いが、疲労やストレス、肩首のコリといった症状を解消するためには、やはりシャワーよりもお風呂に入った方がいいのだろうか。

「もちろんそうです。シャワーは汚れを落とすためで、血液循環を良くしたり、疲れを取るものではありません。逆にお風呂は血液循環を良くするためのもので、汚れを落としたりする目的ではありません。むしろ、皮膚の皮脂が取れすぎる傾向にあります」(小林しのぶ先生)

皮脂は大事な皮膚の保護作用を持っている。お風呂は皮膚の油を取ってしまうため、反対に長風呂の傾向にある人は、肌の乾燥を防ぐためにもこのことに注意しておきたい。

血液循環が良くなれば美肌にも効果がある。夏場シャワーだけで済ませている人は、きちんとお風呂にも入りながら自分の肌と体を労わってあげてみはいかがだろうか。

●専門家プロフィール:皮膚科医 小林しのぶ
栃木県生まれ。医学部卒業後、北里大学皮膚科、総合病院、白斑専門の病院、新宿皮フ科副院長勤務を経て2015年9月より、泉岳寺駅前の高輪皮膚科・形成外科院長予定。保険診療ではできない治療〜美容診療まであらゆる皮膚病を解決できる病院を実現。 皮膚科・皮膚外科歴12年。皮膚科診療全般を得意とする。オールアバウト美と健康のガイドでもある。

柚木深つばさ(Yukimi Tsubasa)