ケルン大迫、前線でプレーできない葛藤語る「今は我慢」

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 FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンは8日、DFBポカール(ドイツ国内杯)の1回戦でメッペン(4部)と対戦し、4-0で勝利した。先発出場した大迫は、後半34分に右クロスでFWアントニー・モデステのハットトリックとなるゴールをアシスト。今季公式戦初戦で結果を残した。

 ケルンが順当に勝ち上がりを決めた。『ブンデスリーガ公式サイト日本語版』によると、大迫も「そうですね。相手(のGK)も退場したので」とまずは勝利に安堵した。

 ただ、自身のプレーについては納得がいかない様子。特にポジション面で葛藤があることを明かしている。

「個人的には前でプレーしたい思いはありますけど、今は我慢するべきなのかな、と。色々と監督と話もしているので、これからだと思います。右MFの後半も前に出なかった?それはみんながみんな、前に行き過ぎている感じがあったからですね。ああいう感じだと強い相手とやる時にやられるから、誰かがバランスを見て動けるようにしないとダメだと思いました」

 ブンデスリーガは14日に開幕する。ケルンは16日に敵地で行うシュツットガルト戦で開幕を迎える。昨季、3得点に終わった日本代表FWの逆襲に期待したい。


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