ウィル・スミスとジェイ・Z 写真:Startraks/アフロ、写真:Splash/アフロ

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 ウィル・スミスとジェイ・Z、アーロン・カプランが、アフリカ系アメリカ人のエメット・ティル殺害事件を描く米HBOのミニシリーズで、制作総指揮を務めることがわかった。

 1955年8月、シカゴ在住の14歳の少年ティルは、ミシシッピ州の親戚を訪れた際、食品雑貨店を営む21歳の白人女性キャロライン・ブライアントに声をかけデートに誘った。数日後、キャロラインの夫ロイと兄弟J・W・ミランはティルの大叔父の家に押し掛け、ティルを連れ出すと目玉をえぐるなどの拷問を加えた末に銃殺し、タラハシー川に死体を捨てた。

 ティルの母マミーは棺を開いたまま公葬を行い、バラバラになった無惨な遺体は全米に衝撃を与えた。同年9月、ロイとミランは無罪判決となったが、その後にティル殺害を自白。マミーによるNAACP(全米黒人地位向上協会)の講演ツアーは大きな注目を集め、公民権運動を前進させるきっかけとなった。

 米Deadlineによれば、ミニシリーズは計6時間となる見込みでタイトルは未定。現在、脚本家の選定中だという。ちなみに、スミスとジェイ・Zは2014年の映画「ANNIE アニー」(ジェイミー・フォックス、クワベンジャネ・ウォレス出演)を共同プロデュースしている。