左上:押井守監督、左下:荒巻伸志監督、右:伊藤暢達 (C) 2015 Columbia Pictures Industries, Inc.,
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 「攻殻機動隊」シリーズの押井守監督、「APPLESEED アップルシード」(2004)の荒牧伸志監督、ゲーム「サイレントヒル」シリーズのデザイナー・伊藤暢達という日本を代表するクリエイターたちが、「第9地区」(2009)のニール・ブロムカンプ監督によるSF「チャッピー」のイラストを描き下ろしたことが、このほどわかった。

 これは、9月18日に発売される同作のプレミアムエディション(ブルーレイ・初回生産版)に封入されるポストカード用のもの。「チャッピー」を鑑賞した3人が、“1番描きたい”と感じたテーマで自由に取り組んだという。

 押井監督のイラストには、自身の映画にも度々登場するバセットハウンドとチャッピーの2ショットが優し気なタッチで描かれている。また、本編に登場するチャッピーの顔の左ほおには「$」マークが入っているが、押井監督のイラストでは代わりに「狗」と書かれており、遊び心がうかがえる。

 劇中で元軍人のエンジニア・ビンセント(ヒュー・ジャックマン)が開発したロボット“ムース”を細部にいたるまで綿密に描いた荒牧監督は、ムースを題材に選んだ理由を「ニール監督が以前撮っていたショートフィルムに、『アップルシード』のブリアレオスっぽいポリスロボが出ていて、『士郎正宗さんの作品がスキなんだろうな』とは思ってたけど、これほどスキだったのか! すばらしい! ムースは80年代オリジナルビデオアニメに出てきそうなデザインで、なんだか懐かしくって描きたくなってしまいました」と語った。

 ロケットランチャーを抱えたチャッピーが犬に話しかけているシーンをリアルに描いた伊藤は、「劇中、チャッピーが追われる途中で野良犬(?)に話しかけるシーンがあるのですが、それが妙におじさん臭くて“人間味”あふれていて好きです。(イラストは、犬に言うことを聞いてもらえないチャッピーをコンセプトとしました)」とお気に入りのシーンを挙げつつ、製作意図を明かした。

 「チャッピー」は、南アフリカ・ヨハネスブルクを舞台に、AI(人工知能)を搭載したロボットのチャッピーが、ストリートギャングのもとで生き方を学んでいくさまを描く。ブルーレイ&DVDは、9月18日発売(レンタルも同時スタート)。