iPhoneやXperiaよりも実用性が高い? 2万円台の3強SIMフリースマホがアツい理由

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ここ1年ほどで、SIMフリースマホは格安スマホを中心に市民権を得たと言っても過言ではない。
しかしSIMフリースマホもハイスペックモデルは5万円以上する製品もあり、キャリア向けスマホ同様に「高価格化」の波が押し寄せてようとしている。

しかし、その一方で、キャリア向けスマホにはなくなった「ミドルレンジ」の実用的なスマホの台頭が目立ってきた。

そこで今回、2万円台で購入できる、今、もっともホットな「ミドルレンジ SIMフリースマホ」を紹介しよう。

●そもそも、なんで「ミドルレンジ」がアツいのか
数年前までSIMフリースマホといえば、まるで「安かろう=悪かろう」といったイメージがあった。
しかし昨年秋に販売されたASUSの「ZenFone 5」や、LG電子の「LG G2 mini」などが登場したことで状況は一変した。

キャリア向けスマホと、そん色のない性能、品質のモデルが表舞台のメイン機種になったからだ。
それと同時に、7万5000円以上する「Nexus 6」や、5万円する「ZenFone 2」など、高価格なハイスペックモデルも登場し、SIMフリースマホも、選べる時代に突入した。

キャリア向けスマホに劣らぬ高性能と同時に、おいそれと購入しにくい価格帯になったSIMフリーのハイエンドモデルに対抗して、輝きをましているのが、「ミドルレンジ」スマホだ。

「ミドルレンジ」スマホは、性能こそハイエンドモデルよりも少し落ちるが、1年半〜2年ほど前のハイスペックスマホに近い性能を持つ。
これらのモデルは、Webやメール、SNSの利用など、実用において、なんら問題がないのだ。
人気のゲームも、ごく一部の高性能を必要とするゲームを除き、ほとんどのゲームがプレイできる。
さらに、CPUの性能はハイスペックモデルと比べると少し落ちるが、その分、動作は安定しており、バッテリー持ちもよく、ハイスペックモデルで問題になっている発熱も小さい。

つまり、普通に使うぶんには「ミドルレンジ」のSIMフリースマホのほうがメリットは多いのだ。

●2015年夏にオススメする2万円台SIMフリースマホ
それでは、いったいどんなモデルがオススメなのだろう。
今回、筆者のオススメする2万円台で購入できるSIMフリースマホを3つ紹介しよう。

・ZenFone 2 Laser(レーザー)


8月8日に登場する最新ミドルレンジSIMフリースマホだ

販売価格:2万7800円(16GBモデル)(税別)
ディスプレイ:5インチHD
メインカメラ:1300万画素
バッテリー:2400mAh
昨年秋に販売された大ヒットSIMフリースマホ「ZenFone 5」の後継モデルで、ハイスペックモデルの「Zenfone 2」の廉価版となっている。しかし、「ZenFone 2」と同じスペックを持つ1300万画素カメラや、ZenFone 5比で容量の増えたバッテリー、強化されたCPUなど、ただの廉価モデルではなく、より完成されたモデルになっているところに注目したい。

・gooスマホ g02(ジーマルニ)


今回紹介する中ではもっともコスパの高いモデルだろう

販売価格:2万円(税別)
ディスプレイ:5インチHD
メインカメラ:800万画素
バッテリー:2400mAh
コンパクトな本体ながら、5インチディスプレイに800万画素カメラと基本スペックを兼ね備えているこのモデルは、2万円とお手頃な価格で購入できる。さらに、横から覗きこんでも綺麗なIPSディスプレイを採用していること、背面にアルミ素材を採用していることなど、価格以上の高い質感を持っているSIMフリースマホだ。

・HUAWEI P8lite


質感に優れたモデルとなっている

販売価格:2万8600円(税別)
ディスプレイ」5インチHD
メインカメラ:1300万画素
バッテリー:2200mAh
最大の注目ポイントは、その質感だろう。コンパクトながら狭額縁で5インチディスプレイを採用しつつ、厚さ7.7mmの薄型設計は、ハイスペックスマホと並べても見劣りしない。また、今回紹介するSIMフリースマホの中では唯一オクタ(8コア)CPU搭載しているため、負荷のかかるゲームでの十分な動作を期待できる。


これら3モデルで共通しているのは、高い製品品質だ。
・HDディスプレイを採用し、視認性に優れている
・カメラ性能を重視しているため、風景や料理写真も綺麗
・本体の質感に妥協せず、高品質を実現している
・動作がサクサクうごく、最低でもクアッド(4コア)、一部オクタ(8コア)CPU搭載もする

また、ドコモ系ネットワークの高速通信LTEにもほぼフル対応しているため、外出先で「通信が遅すぎる」事態もほぼなく利用できるだろう。

高価格なハイエンドモデルは、メーカー独自の技術が盛り込まれている機種が多いが、その分、使いこなすのも難しいというデメリットもある。
しかし、2万円台のミドルレンジモデルは、基本機能を重視し、よく使う日常の機能が中心に搭載されており、使いこなしやすいのがメリットだ。
新機能や、メーカー独自機能ではない、いわゆる「枯れた技術」を採用していることは、低コスト化を実現するだけでなく、トラブルの少ない安定して動作するモデルとも言えよう。

負荷の高いゲームをする、Officeファイルなどパソコンの代わりに使うなど、スマホに特別な使い方を求めるのではなければ、「ミドルレンジ」スマホは、ハイエンドモデルよりも実用性が高いモデルなのである。

その中でも、2万円台のモデルは、今、一番の製品の完成度も高く、アツいスマホなのは間違い無さそうだ。

ZenFone 2 Laser (ZE500KL)|ASUS
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布施 繁樹