昭和を感じさせるどこかレトロなデザイン

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栃木県のローカルドリンクながら、たびたびネットやテレビに紹介されるレモン牛乳。読者の中にも一度くらい名前を聞いたことがある人も多いのではないのだろうか? 「聞いたことはあるけど飲んだことがない……」という人に朗報。7月21日(火)から全国のサークルKサンクス限定で「レモン牛乳アイスバー」が発売されているのだ。

「今年の夏は暑い!暑すぎる!」と文句を言いながらも、こんな状況だから美味しく食べられるアイスをさっそくゲット。今回は本家の通称"レモン牛乳"関東栃木レモンを都内の成城石井で入手し、味の再現度を確かめてみたぞ!

お店で入手したアイスと関東栃木レモンはこんな感じ。どこか昭和を感じさせる黄・白・緑を基調としたレトロなパッケージはいずれも似た雰囲気。

アイスバーを開封してみると、ほんのり黄色。レモン果汁を使っているため、いずれも無果汁。牛乳にレモンを入れると、牛乳の脂肪分が固まってしまい、カッテージチーズのようになってしまうそうだ。

さっそく食べてみると、酸味は控えめながら口一杯にレモンの香りが広がる。から揚げなどにかけるレモンに比べると酸味は控えめだが、レモンの味がするから不思議! 練乳の入ったクリームの層は甘めだが、レモンの味に良く合っている。

練乳やチョコのコーティングでバージョンアップ


ちなみに、栃木県内を中心にレモン牛乳アイスバー マルチという商品も販売されているが、製造元のフタバ食品株式会社に聞いてみると「サークルKサンクスで販売しているレモン牛乳アイスバーは、弊社が6本入りで売っているものは組み立てが違い、練乳やチョコレートのコーティングを付けてバージョンアップしたものになっております。これらを追加することで食感の違いや味の違いが感じられ、よりアクセントのある味を楽しんで頂けるかと思います」とのことだった。
全国流通にあたって味が良くなっているなんて!

実はレモン牛乳を飲んだことがない筆者。今回初めてレモン牛乳も飲んでみた。味はアイスよりも甘味が少なくてあっさりしており、ゴクゴクと飲めそうな感じ。なんだかすごく青春の味っぽい……。

残念ながらこの関東栃木レモンの取り扱いは栃木県内と関東近郊のみ。東京では成城石井の一部店舗や、スカイツリータウンの「とちまるショップ」などで買うことができる。

アイスだから関西でも販売できる


今回のアイスバーの商品化は「ネットやテレビで話題になっているためか、特に関西地方から販売の要望がありましたが、通常の関東栃木レモンは乳製品ということで腐りやすいんです。しかし、アイスであれば賞味期限を長くできるので、多くの人に味わっていただくためにアイスバーという形で販売しております。」と広報の人が教えてくれた。

もしかしたら通年で全国販売もあるんではないかとさらに聞いてみると「増産の予定は現在のところはなく、あくまで期間限定商品という形でやらせて頂いております」とのこと。
価格も税込140円と安く、限定商品なので、見つけたら買って損はなさそうだ。
(デビル麺)