「シークレットねぶた」は「フォースの覚醒ねぶた」!

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 国の重要無形民俗文化財である「青森ねぶた祭り」の前夜祭セレモニーが8月1日、青森・青い海公園で行われ、映画「スター・ウォーズ」がモチーフの“ねぶた”が登場した。シリーズ最新作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の公開を記念し、4台のねぶた(高さ3メートル、幅4.5メートル)を制作。毎年300万人以上の観光客が来場するこの祭りに、精密に作られた映画キャラクターが参加するのは史上初の試みとなる。

 この日までデザインが明かされていなかった「シークレットねぶた」は、最新作のヒロインであるレイやBB-8、さらに十字のライトセーバーを持つ新悪役カイロ・レンが描かれた「フォースの覚醒ねぶた」であることが発表。C-3POとR2-D2の「ドロイドねぶた」、ルーク・スカイウォーカー、ヨーダ、オビ=ワン・ケノービの「ジェダイねぶた」、ダース・ベイダー、ダース・シディアス、ダース・モールの「シスねぶた」を加えた4台のねぶたがレッドカーペットを闊歩し、会場に詰めかけた約3万人の観衆を魅了した。

 また、R2-D2とダース・ベイダー&ストームトルーパー軍団が前夜祭を祝うために登場し、大きな喝さいを浴びた。R2-D2が「ドロイドねぶた」に駆け寄ったり、ダース・ベイダーが左手を振る様子に観客からは感嘆の声が漏れたが、ねぶたに登場していないトルーパーたちは、納得いかないように首をかしげていた

 ルーカスフィルムがデザインを監修し、任意団体「ねぶた屋」に所属する4人の若手制作者が、スター・ウォーズねぶたに息吹を注ぎ込んだ。「フォースの覚醒ねぶた」を手がけた北村春一氏は、「下絵の段階からねぶたをよく研究し、キャラクターを克明に再現するだけでなく、ねぶた独自の技法を尊重してくださった(配給の)ディズニーの皆様に、深く感謝いたします。貴重な機会をありがとうございます」とコメントを寄せた。

 2月の「第66回さっぽろ雪まつり」では大雪像、6月には青森県田舎館村に田んぼアートを作り出し、各地でのプロモーションを進めてきた「スター・ウォーズ」。世界的にも知名度が高い「ねぶた祭り」に同シリーズが参加したことについて、青森市長の鹿内博氏は「スター・ウォーズ、ウォルト・ディズニーの皆様が、『青森ねぶた』を応援しに、元気を与えに励ましに、こうして前夜祭に駆け付けてくれました。心から感謝申し上げます!」と喜びを語っていた。

 「青森ねぶた祭り」は、8月2〜7日に開催。開催期間中、スター・ウォーズねぶたは青森市の文化観光交流施設「ワ・ラッセ」に展示される。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」は、12月18日から公開。