スウェーデンでは夏の恒例行事にザリガニパーティーが行われます。これは19世紀に珍味として人気のあったザリガニが乱獲されて絶滅寸前になったため、8月、9月のみザリガニ猟が許された名残りとのこと。スウェーデンに本拠を構えるIKEAが、その恒例のザリガニパーティを再現する料理「ザリガニプレート」を2015年7月30日から期間限定で提供中と聞き、ザリガニがどんな味なのか気になったのでさっそく食べてきました。

ザリガニウィーク - IKEA

http://www.ikea.com/ms/ja_JP/campaigns/2015/crayfish.html

IKEAに到着。



入り口には「ザリガニウィーク」をアピールする立て看板がありました。



というわけで、ザリガニを食べにレストランへ直行。



IKEAのレストランは好きなプレートをとってレジで精算するスタイルです。



入り口にドドーンとザリガニプレートが並べられていました。



ザリガニプレートは、メインのプレートの他に、ポテトやコーンのお皿も付属している模様。



キッチンカウンターで「ザリガニ買います」と言うと、付属のお皿をもらえました。



これがザリガニプレート。なお、別売りのドリンクはオレンジジュースを選択しました。



彩り鮮やかで豪華です。



メインディッシュはザリガニ3尾。



紅ズワイガニ爪と殻付きシュリンプ。



ムール貝と……



あさり。



いかと、魚介類がてんこ盛り。



ガスパチョスープも付いています。



その他にも「アークティックブレッド」というパンと……



クリスプブレッド、コーン、ディルポテト(蒸したポテト)。これで500円(税込)とはかなりお得感あり。



さらに、ザリガニプレートを注文すると、IKEAのショッピングで使える200円クーポンがもらえました。ということで、お買い物をする場合はザリガニプレートは実質300円という激安価格になる計算。



まず、本丸のザリガニから攻めてみます。ゆであげられたザリガニは鮮やかな紅色です。



iPhone 6 Plusと比べるとこんな感じ。



エイヤと手づかみ。カニやエビと大差ないはず……とは言え、食べるのに抵抗がある人もいるかも……。



尾は丸まっていますが広げると白い身が透けて見えます。



よく見ると、このザリガニは右のハサミの方が大きいようです。



まずはハサミを根元からバキっと折って……



ハサミを広げるようにへし折ると、中から身が出てきました。パクリとかぶりつくと、かなり強めの塩味。しかし、身には甲殻類につきものの独特の臭みは一切なし。



頭をとると、カニミソならぬザリガニミソがたっぷり。



ミソごとパクリと食べると、まったく臭みがなく、濃厚なミソ。ザリガニが19世紀に高級レストランで人気になった理由が分かる気がします。



ミソだけを食べるとまさに珍味。ワインにとても合いそうな上品な味です。



ザリガニは尾まで身がたっぷり。殻はエビに比べると固めですが、中の身を食べたくて、思わず最後までむいてしまいました。



歯で爪の部分をバキバキと割ると、ぷりぷりの身がたっぷり。残念ながらフォークでは食べにくいので、カニ専用スプーンがあれば捗ったのに……と、思わずにいられませんでした。



ザリガニを食べて塩味になった口の中は、ガスパチョでリセット。酸味がありあっさりしているガスパチョは、暑い夏にぴったり。



夢中で1尾のザリガニを食べきると、専用のソースが付属していることを思い出しました。ソースは左が「ホースラディッシュ」で右が「カクテル」。



ザリガニをホースラディッシュソースに飛び込ませて……



ソースをたっぷりとつけて、パクリ。ホースラディッシュは独特のうま味のあるソースでザリガニの強い塩味を見事に打ち消してくれます。食べた後にピリっとした辛みがやってきて、食欲をそそりまくってくれます。



ソースをふんだんにつけて、夢中でパクパク。ホースラディッシュとザリガニのマッチ具合は尋常ではありません。



また、見た目と違って中がふんわりのアークティックブレッドと食べても相性抜群。



最後の1尾はカクテルソースで。ぐいっと挿し込んで……



ソースがたっぷり付いたのを確認して、パクリ。



甘みのあるカクテルソースをつけて食べると、ザリガニ本来の甘みも感じられました。



食べ終わるとザリガニエキスがたっぷり。ザリガニはかなりジューシーなので、手が汚れるのは覚悟で食べる必要があります。



ザリガニの後は、紅ズワイガニの爪。ポロポロと細かく口の中でほぐれる紅ズワイガニを食べると、ザリガニの独特のぷりぷり具合に気づかされました。



殻付きシュリンプは……



殻をむいて、シンプルにレモンをかけてパクリ。適度な酸味は暑い夏にぴったりです。



ムール貝は身離れがよく、フォークですくい取ることができました。臭みもなくジューシーなムール貝は、アルコールが恋しくなるメニューと言えそう。



あさりもジューシー。



ただし、イカは少しくたびれていました。



別のお皿に入れられていたクリスプブレッドは、胡麻の風味が強くぱりぱりした食感で、まるでせんべいのようでした。



ディルポテトはほくほくで、皮ごと食べてOK。



非常に色の濃いコーンは、色の通りしっかりとした甘みでした。



というわけで完食。500円というのが信じられないほどの満足感。



IKEAのレストランには手洗い場があるので、手をきれいに洗って帰ればOKです。



ワンコインで19世紀のヨーロッパの高級レストランの雰囲気を楽しめる「ザリガニプレート」は、これを食べるためにIKEAに行く価値がある一品と言えそうです。ザリガニプレートは2015年8月9日(日)までの期間限定メニューで売り切れることもあるとのことなので、気になる人は早めに食べることをオススメします。