初日挨拶に出席した山田裕貴、高岡奏輔ら

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 金と欲望にまみれた裏社会を描く群像映画「闇金ドッグス」が8月1日、東京の新宿武蔵野館で封切られ、主演の山田裕貴をはじめ高岡奏輔、津田寛治、冨手麻妙、青木玄徳ら主要キャストが初日舞台挨拶に顔をそろえた。

 山田は、映画「ガチバン」シリーズで過去に2度演じた安藤忠臣という役どころ。今回は若くしてやくざの組長に“昇格”し、「僕は明るい役がすごく多いけれど、こういう悪くてトーンの暗い役の方が落ち着くというか、素に近いのかなと思う。演技の幅を広げてくれる役です」と満足げな笑顔で話した。

 敵役となる高岡に対しては、「『クローズ』や『ルーキーズ』を友達と見に行って血をたぎらせ、川原でマネしていたくらいの人。初日のシーンでは、たばこを持つ手が震えていた」と照れながら述懐。その高岡からは、「たたずまいがビッとしていて、しっかり腰が据わっている。ただのイケメン俳優じゃない。僕も楽しんで演じさせてもらった」と絶賛され、感謝することしきりだ。

 悪徳芸能プロの社長を演じた津田は、「いいヤツはほとんど出てこない。決して楽しくすっきり見られる映画ではないが、キャラクターの1人1人に人間味が加えられた熱い芝居を網膜に焼き付けて」とアピール。山田も、「ハードな映画ですが、生きることがつらく苦しくてもあきらめない、逃げない、曲げないキャラクターたちのハートが感じられると思う。リアルなものを感じて、明日もしっかり生きようと思ってもらえれば」と強調していた。