バイオレンスの名匠に迫る (C)2005-2015 El Dorado Productions.
All rights reserved.

写真拡大

 傑作バイオレンス映画を生み出したサム・ペキンパーの生涯を追ったドキュメンタリー「サム・ペキンパー 情熱と美学」が、9月に劇場公開される。映画.comでは、ペキンパー監督らの言葉を収めた予告編を入手した。

 厳格な家に生まれたペキンパーは、法律家の父のもと育つ。1961年、「荒野のガンマン」で監督デビューを果たし、その後「ワイルドバンチ」「わらの犬(1971)」「戦争のはらわた」など、59歳で死去するまで14作品を残した。

 スローモーションを多用した独特のバイオレンス描写で映画界に衝撃を与え、“血まみれのサム”の異名をとるようになったペキンパー。製作現場では商業主義との対立、プロデューサーとの対立から恐れられながら、いかにして伝説として愛されるようになったのか。

 本作は、本人のインタビューなど当時の映像、アーネスト・ボーグナイン、ジェームス・コバーンら出演者の証言を通じ成功と挫折を紐解き、60〜70年代の冒険心に満ちた映画作りの時代をよみがえらせる。ペキンパーの伝記「PASSION & POETRY SAM PECKINPAH IN PICTURES」(日本未出版)を執筆した、映画史家で映画製作者のマイク・シーゲルが、メガホンをとった。

 予告編は、「私自信や人生のすべてをスクリーンにぶつけた」「頭にあるのは映画を作ることとその喜びだ」という言葉が収録されており、ペキンパーの映画愛に触れることができる。

 「サム・ペキンパー 情熱と美学」は、9月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で公開。