写真はオフィシャルサイトより

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 キー局のアナウンサー採用試験が始まったこの時期、就活生の間では「元チェッカーズの藤井フミヤ(53)の息子がフジテレビのアナウンサー試験を受けている」という話題で持ち切りらしい。しかも、複数局を受験するのが当たり前なのに、彼はフジテレビに絞っての受験のようだ。

 1990年、中学時代の同級生と結婚した藤井フミヤは一男一女をもうけたが、その長男のフジテレビ入りがまことしやかに囁かれているのだ。

直撃取材をにこやかにかわす

 7月28日発売の「FLASH」(光文社)では、この噂の真相を確かめるため、藤井フミヤの息子・Kくん本人を直撃している。現在、彼は友人たちとロックバンドを結成しており、ドラムを担当しているそうだ。

 直撃取材にはにこやかに対応したようだが、「FLASH」記者の質問に対して話を手で遮り、口を開くことはなかった。また、フジテレビからも「採用については、個人情報にも関わりますので、お応えできません」との回答で、確証を得るにはいたらなかったようだ。

 ただ、『FLASH』によれば、フジテレビ関係者からの証言として、

「局内ですでに噂となっている」
「フジテレビ一本に絞っている」
「本人はスポーツ実況をしたい」

 との声を紹介している。

 一次面接が始まってまだ3週間のこの時期に、ここまで局内で噂になっているということは、内定の可能性の高さをうかがわせる。そして、凋落のフジテレビが話題作りのため入社させるというシナリオは、否定できない。

 テレビ局はコネ入社が多い業界といわれている。その中でも特にフジテレビは、有名人の2世や関係者が多い。高橋英樹(71)の娘、高橋真麻(33)。陣内孝則(56)の息子、陣内太郎(27)。生田斗真(30)の弟、生田竜聖(27)。永島昭浩氏(51)の娘、永島優美(23)などだ。

 藤井フミヤの息子の件は、一次面接の段階で話が持ち上がっていることから、フジテレビはどうしても彼が欲しいのだろう。しかし、あるテレビ関係者は、K君の獲得は明らかに裏目に出てしまうと語る。

「どんな入社の仕方であれ、芸能人の息子が入社すれば、コネ入社と思われます。このレッテルは確実に本人にとってマイナス。フジとしては、『藤井フミヤの息子が入社』という話題性を狙っているかもしれませんが、一般の感覚ではただのコネ入社。視聴率低迷の中、そんなことをしていると思われたら、フミヤの息子、フジテレビ双方ともにマイナスダメージを負うだけです」

 そして、いかにフジが終末期を迎えているかを、この状況が如実に表しているというのだ。

「無理な予算削減や、上層部が現場に口を出すなど、フジは混乱を極めています。特に今回、採用人事から話題作りの仕掛けを作ろうとしています。裏目に出てしまう可能性が高いにも関わらず、すがれるものは何でもすがりたい、そんな状況なのでしょう」(同関係者談)

 そんな状況のフジに入社するかもしれない、藤井フミヤの息子。このままでは共倒れは目に見えている。

(取材・文/タナカアツシ)