ネットで怖い思いをしたことありますか?……炎上経験者は語る

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ネット上で、特定のアカウントに対して誹謗中傷などが殺到する「炎上」。ネット社会において、実際に炎上の現場を見たことがある人は多いのではないだろうか。炎上に接して「もっとやれ」と思う人、「やりすぎだ」と思う人、「自分には関係ない」と思う人、ケースによって様々だろうが、実際に炎上を体験した人となるとかなり少ないはずだ。
今回は「教えて!goo」に寄せられた「ネットで怖い思いをした事がありますか」といった質問を紹介しよう。

質問者は以前、日々をつづる「他愛もないブログ」を書いていた。ある日メッセージが届き、どうやら自分のブログがネット掲示板上で晒されていると知らされる。質問者が掲示板を覗いてみると、以下のような有り様だったという。

「私に変なあだ名を付け、写真や記事について、酷い言葉で否定されていたのです。さらに、驚いたことに(中略)…私がオークションに出品していた物についても、色々と書かれていました。『だっせー服出してんじゃねーよ』など……」

そこのスレッドは不特定多数のブログを監視し、それらを話の肴にして盛り上がるという趣旨のものだったそうだ。質問者は怖くなり、ブログの閉鎖、オークションアカウントの削除などを行ったが、「こういった行為は、よくあることなのでしょうか。あなたは、何か怖い思いをしたことがありますか?」と質問している。寄せられた回答は以下の通り。

■炎上を経験した人たち

「(以前ブログをやっていた時に)いつの日か他人に知れることとなり、今でいう『炎上』ですかね、えらい怖い思いして一方的にブログをクローズしてしまった経験があります。誰をどこまで信じて良いのかわかりません」(タッチさん)

「よくあることです。2007年にネットの世界に入って、たくさん経験しました。(中略)…おかげさまで、『気にせず、怒らず、相手せず』の心がけが出来るようになりました。(中略)…何を言われようとも、わが道をゆく。それだけです。彼らに、反論など絶対にしません」(hyakkinmanさん)

アカウントを閉鎖すれば心に恐怖は残るものの、それ以上の誹謗中傷に晒されずに済む。あるいは「気にしない自己を確立する」といった対処の仕方もあるようだ。

■同情の声

「彼らは悲しい人たちですね。(中略)…私だって、質問者様を傷つけた人たちのようなことはしなくとも、人を見下したり、笑ったりします。(中略)…(世に炎上がなくならないのは)仕方のないことです。ただここに同情する人間がいることをどうか知っていて頂ければ幸いです」(cho-suさん)

「(ネットで、あるいじめの事件の話に加わった際)加害者や身内とされる人の個人情報が晒され、さらに坊主憎けりゃの理屈で身内まで襲撃しようという論調になっていました。私は軽率な真似は止せと諌めたのですが、加害者が降臨して火消しに必至になっていると解釈されました。(中略)…義憤に燃えた人間の狂気を垣間見た事件でした」(05051036さん)

炎上に至る理由は様々だが、炎上を体験した当の本人は少なからず精神的なダメージを負う、というのが実際のところのようだ。みなさんもネットで怖い思いをしたことがあるだろうか。

武藤弘樹(muto koki)