西島秀俊も舌を巻く熱演を見せた松嶋菜々子

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 松嶋菜々子主演のTBSテレビ60周年特別企画2夜連続スペシャルドラマ「レッドクロス 女たちの赤紙」の製作発表が7月25日、東京・赤坂のTBS放送センターで行われ、松嶋をはじめ、西島秀俊、高梨臨、柴本幸、中島ひろ子らが会見に出席した。

 第2次世界大戦中に赤紙を受け取り、従軍看護婦として戦地に赴いた女性たちの姿を描いた今作。松嶋の夫・中川亘役を演じた西島は、長回しのシーンを何度も繰り返すという過酷な撮影を振り返り、「松嶋さんは集中力が凄くて、10回でも20回でも魂の込もった演技をされていて、正直舌を巻きました。俳優として興奮して演じることができました」と大絶賛。さらに、「現場では1番ムードメーカーで、明るく元気にやって頂いて救われました」と謝辞を述べた。

 一方の松島は、「従軍看護婦という大変過酷なお仕事をされた方がいたというのは知っていましたが、赤紙をもらった唯一の女性(たち)だったというのは今回初めて知りました」といい、「ひとつひとつが大事なシーンで、心を込めて演じさせて頂きました。自分に何かできることがあれば役に立ちたいという気持ちは私との共通点、共感する部分でした」と、当時の看護婦たちに思いを馳せた。

 松嶋扮する天野希代に憧れて看護婦を目指す、馬渕ハル役を演じた高梨は「気持ち的にすごく辛い時もあったけど、現場で松嶋さんがたわいもない話をしてくれたり、疲れた表情を一切見せていなかった」と、松嶋に最敬礼。「私自身が希代先輩を思う気持ちと一緒に“松嶋先輩”という感じで、一心同体でできた」と、役とリンクした関係を築けたと語っていた。

 この日は、希代と亘の息子役の幼少期を演じた高村佳偉人くんもスペシャルゲストとして登場し、松嶋と西島に花束を手渡した。佳偉人くんは松嶋に「現場で優しくしてくれた」とお礼をいい、西島に対しては「全然瞬きをしくてすごいなと思った」と明かし、会場の笑いを誘った。「そこかよ!(笑)」とツッコミを入れていた西島だったが、終始緊張気味だった佳偉人くんの背中に手を置くなど、松嶋とともに本当の親子のような雰囲気をかもし出していた。

 会見には手塚真生、井上朋子、松岡璃奈子、山口景子、福吉真璃奈、安部智凛、今村有希、浦まゆが出席した。TBSテレビ60周年特別企画「レッドクロス 女たちの赤紙」は8月1、2日に同局で放送。