老舗のあられ(おかき)屋さんとイタリアンの氷菓「ジェラート」という、なんともミスマッチに思えるコラボレーションにより、本場イタリア顔負けのジェラートが食べられると聞き、おかきの製直販店「日高製菓」を訪れてみました。

日高製菓 - 基本情報 - Google+

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谷町線・喜連瓜破(きれうりわり)駅から徒歩15分ほどの住宅街にある日高製菓に到着。外観は完全にジェラート屋さんという感じ。



住所は「大阪府大阪市平野区喜連東2丁目11-49」です。

元々はその名の通り製菓店で「あられ(おかき)」を製造する工場だったところ、おかきの直販を始め、今ではすっかり夏のジェラート屋さんとしても有名です。



なお、駐車場は2台分あり。



この日は土曜日でしたが絶えることなくお客さんが訪れるので、駐車できるかどうかはタイミング次第のようです。



さっそく「てづくりジェラート」ののれんをくぐって入店。



店に入るとすぐにレジカウンターとジェラート売り場がどどんとお客さんを出迎えてくれます。



ガラスケースはこんな感じ。



もっとも、本業はおかき屋さんなのでガラスケースの左右にはしっかりとおかきコーナーがあります。



さまざまな種類のお書きが所狭しと並べられています。



しかし、今回のお目当てはジェラート。



お店の人気ランキングはこんな感じ。その日によって、ガラスケースで販売されているジェラートは変わるとのこと。



この日はティラミス、抹茶、チョコレート……



チョコバナナ



オレンジ、マンゴー、青リンゴなどのシャーベットもありました。



ジェラートは、こんな感じ。巨大コーンのシングル・カップのシングルが325円(税込)、2種類のジェラートを選べるダブルがコーン・カップともに380円(税込)となっています。



なおジェラートには卵を一切使っていないとのこと。ティラミスなどスポンジが入ったジェラートを除けば、卵アレルギーの心配はありません。



どのジェラートを選ぼうか迷っていると、小さなスプーンで試食させてもらえました。



なお、店内には腰掛けてジェラートを食べられるイートインスペースもあります。



というわけで腰掛けて待つこと数分で、ジェラートが到着。これは青リンゴとマンゴーのダブル。



iPhone 6 Plusより大きなサイズです。



スプーンですくって食べると、マンゴーの酸味と青リンゴのあっさりとした甘みがミックスされて、うだるような夏の暑さを吹き飛ばしてくれそうなすっきり感が味わえます。



迫力満点のコーンに比べて落ち着いた印象のカップ。抹茶とチョコバナナをダブルで注文したところ、ジェラートのダブルはスプーンに一味サービスとのことで、ティラミスをつけてもらいました。



濃厚な抹茶は甘すぎず、抹茶本来の香りを存分に楽しめます。



チョコバナナのチョコもかなり濃厚。聞けば、トッピング用の材料もイタリア産のものを使っているとのこと。



また、ジェラートを作る機械も本場イタリア産で、店主がジェラート専門店で作り方を修行してきたそうで「本場の味に限りなく近い再現度のはず」とのこと。



これはチョコレートとミルクのコーン・ダブルに、一口オレンジシャーベットのおまけ。



冷房が効いた店内とはいえ、油断するとジェラートはどんどん溶けてくるので、ガツガツ食べる必要あり。ジェラートはかき氷にくらべるとマイルドな冷たさなので、ガツガツ食べられるのがいいところです。



サクッとした食感のコーンが絶品。食べやすさはカップの方が確実に上ですが、このコーンは捨てがたい魅力があります。



あっという間に完食。ふと左をみると一斗缶のおかき。



試食もできるようです。スイーツを食べきった後に、無性におかきが欲しくなる不思議。ということで、ちょっと試食。



「ビールに合う」と言わんばかりのポップは卑怯です。



ポリポリ食べていると、お土産におかきを購入してしまうのは必然のようです。



日高製菓は直販店をオープンさせたところ、夏に客足が遠ざかることから、ジェラートを販売したところ、本場顔負けのジェラートが口コミで広がり、いまやジェラート店として有名になったようです。夏だけかと思いきや、1年中、ジェラートは販売しているとのこと。なお、おかきの直販場ということもあり不定休なので、訪れる前に電話で確認するのがおススメです。